伊集院静 大人の流儀 [読書]
好きな作家の一人に伊集院静がいる。
単行本、文庫本は読み漁り、最近自分の自叙伝に近い「大人の流儀」という本が出たのだが、これが結構為になる。
人の叱り方、旅、酒、食、喧嘩、運、仕事、そして最後に「妻、夏目雅子と暮らした日々」が大人の視線で書かれている。
今まで小説を読んでいたときは彼のこのような生き様、考え方は知らずに読んでいたが、この前、TBSの情熱大陸を観たり、この本を読んだりして、どうしてこんな惹かれる小説が書けるのか少し判って来たような気がする。
王道をズバッといき、人生楽しみながら、ちょっと悪でそれでいて人のことを思いやれる優しさ。
男の俺でも惚れる生き方、世の綺麗な女性が惚れるのも理解出来る。
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