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浅蒸し煎茶の旨味に感動!@しずおかO-CHAプラザ [お茶]

初めて浅蒸し煎茶の旨味の美味しさに驚いた。
このたった3gの茶葉で。
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この平日、静岡へ。

幾つかの目的の1つに、美味しいお茶を飲むということで、静岡駅南口直ぐのところにある「しずおかO-CHAプラザ」を再訪。
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今回は静岡でも西部の遠州、森町の浅蒸し煎茶を使用した。
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前回は藤枝の煎茶。
https://bandwidth.blog.ss-blog.jp/archive/c2305099394-1

同じ静岡でも海側は深蒸し、山間部は浅蒸しと気候によって異なり、イメージとしてはほうれん草を長く蒸して柔らかくなった状態を揉んで細かくなったのが深蒸しで濃い緑、逆に短時間で蒸して硬い形状を残した状態が浅蒸しで薄い黄色とのこと。

これまでのお茶のイメージとして深蒸しだったが、味として旨味が多いのは浅蒸しというのは初めて知った。

覚えておくために、お茶の味は4つで、①旨味、②甘み、③渋み(柿の渋みのイメージ)、④苦味(コーヒーのビターのイメージ)とのこと。

で、実際にこの煎茶を使ってお茶を淹れてみる。

3種の神器?左から湯冷まし、茶碗、湯飲み。
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茶葉に3つの温度の違うお茶を淹れて、同じ茶葉で3回違う味を楽しむというもの。

今回最もヒットした旨味を感じた一煎目は、お湯の温度を70℃くらいで、30秒ほど茶葉を浸して飲む。
実際のプロセスは頂いた下記シートをご参照されたく。
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そのプロセスで驚いたのは、急須から茶碗にお茶を注ぐ際、数回に分けてというのは知っていたが、その急須のグリップを中心に動かす角度が小さくてはダメで、90°くらい動かし中の茶葉をローリングさせるイメージでその味が変わるとのこと。
さらなるテクニックとしては、出たお茶の色でどれくらいのグリップアクションをするかを決めるというのには恐れ入った。

一煎目の感想は、とにかく旨味が前面に出て、まろやかに口に当たり、若干の渋みの余韻を残す感じ。
その旨味は、たまたま先日お茶漬け用の鰹節のだし汁だけを飲んだところ、凄く旨味があるなと思った味と同じような旨味というものを感じた。

あと、お聞きしたところによると、飲んでから鼻に抜ける香りを楽しむということだったが、さすがにここまでは意識していなかった。

そして二煎目。
温度は5°くらい上げるプロセスにて、急須に直接90°のお湯を半分くらいまで注ぐ。
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この感想は、旨味が後ろに控え、渋みが前面に出てくる。

そして、三煎目は、さらに温度を5°上げることで、二煎目の渋さがキリッとドライな感じとなる。

よって、これら3回の煎茶の楽しみ方としては、
一煎目:お茶の旨味のみを楽しむ。
二煎目:渋みを和菓子と合わせる。
三煎目:和菓子の甘さの残った口の中をすっきりとさせる。

とのこと。

この旨味の2度目の感動は、コーヒーとは果実の一種だと知って最近ハマっていること以上に、これからお茶にハマることを予感させる衝撃だった。
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しずおかO-CHAプラザ [お茶]

先日、恒例となっている静岡の鰻、イチゴ狩りドライブにもうひとつ加えたアクティビティーが、生産量日本一の緑茶体験だ。

それが地元静岡のお友達お勧めの「しずおかO-CHAプラザ」。
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場所は静岡駅南口の向かいにあるビルで、新幹線でのアクセスもいい意外な場所にある。

今回の発見はお茶の旨味を体験したことと、1回ひと匙のお茶でこれだけバラエティーの富んだ味を味わえることが可能だということを知ったことだった。

今回は静岡 藤枝のお茶を使うということで、緑茶の淹れ方をインストラクターの方が付いて教えて下さる。

最初、教わったのはお茶の旨み成分であるアミノ酸(あとで知った)を一番初めに淹れるお茶で味わうため、ポットの100度近いお湯から冷まして温度を80度にするための方法をレクチャーして頂きながら味わう。

ここでの発見は急須に入れたお湯を、今までお茶の葉が開くようにと何回か振っていたが、それは雑味が出てだめということだった。

そして、急須から最後の一滴まで絞りだす。
これが最初のお茶。
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色はかなり薄め。
そして味わってみると、上顎の下の部分でサッと旨みが拡がる。
そして時間差で舌の先の部分でほのかな渋みを感じる。
一度で2度美味しい。

そして、2回目のお茶の前に急須の蓋を少し開けて、待つ。
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そして、2回目、3回目とお湯の温度を上げていき、3回目のお茶はこのような色。
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だんだんとカテキンの渋めが増していき、3回目はかなり渋い。
これら渋さに合わせて、甘いお菓子を合わせていくそうだ。

日本酒、モルトウイスキーと舌の先、横で味わうことが多いが、お茶もその味わい方が独特で良く、強弱はことなるがそれらお酒の味わい方に少し似ているような気がする。

インストラクターの方、ご丁寧に教えて頂きありがとうございました。

さて、これからまた中国へと旅立つこととなる。
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