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ボランティアサミット 2024への参加 [東京オリンピック]

今日は午前にもう一台の車の月例会。

そして午後から東京オリンピック繋がりでボランティアサミットへ参加のために広尾の聖心女子大学4号館へ。
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https://vokatsu.jp/event/1703229308915x716683484869689300

オリンピックにて初めてボランティアをしてからそれ以降出来ていないため、まずはこういう機会に参加して心改めようと。

最初のトークショーは「ジャーナリストのフローラン・ダバディさんとサッカー元日本代表の巻 誠一郎さんと学ぶ 日本を元気にするスポーツの力!」。
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巻さんのコメントでは、ボランティアに対する捉え方が日本はやってあげているというのに対して、海外は例えば子供にボールを蹴ると、言葉は入らずにボールだけでなく気持ちも返ってくるという比喩をされていたのが印象的だった。

またダバディさんはパリオリンピックの選手村の件に触れ、パリで最も治安の悪いサンドニに選手村を設置して、フランス政府がリスクへのチャレンジをしており、21世紀に生まれ変わるパリを見て欲しいとのことだった。

そして次が、女子バレーボール日本代表選手の大林素子さんの「スポーツをきっかけに広がった私のボランティア活動」というタイトルのトークショー。
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大林さんが子供の頃から何かをやってあげる、サービス精神旺盛な性格だったこともあり、ボランティア活動とはやることが使命、ブレない正義そして恩返しからされておられるとのこと。

スポーツキャスター・タレント、大使、VリーグのGMと多彩な役割を持った方の、テレビでは分からない、別のいい一面を見させて頂いた。

さらに司会者が、ボランティア活動の定義は3つあり、①自発性、②無償性、③社会性で、公園の空き地の雑草を除去するのはボランティアだが、家の庭の雑草を除去するのは社会性が伴わないのでボランティアではないと分かり易い説明をされて、改めてボランディアの意味を再認識させて頂いたのだった。
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オリンピック1周年 [東京オリンピック]

あれから丁度1年が経過し、ボランティアの通訳チームリーダーのアレンジで有志が集まり、かつてのボランティアを実施したミックスゾーンや堤防の観戦場所を再度訪れ、1年前の懐かしんだ。

ここはヨットハウスの屋上で全体が見渡せる。
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当時のベストのショットといえば、RS-X級にて銀メダルを獲得し、表彰式からミックスゾーンのインタビューに来たトーマス・ゴヤードだろう。
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そして動画ではRS-X級女子の出艇の模様と観戦席での海外の応援風景。




ランチにリーダーお勧めのヨットハウス1階にある「cafe とびっちょ 江の島ヨットハーバー店」へ。
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ヨットの学生も来ることも考慮され、価格を本店よりも少し安く設定されているにも拘らず、ボリューミーで美味い生しらす丼。
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10日間ではあったがボランティアで炎天下一緒に仕事した面々とは、ありがたく今後も繋がっていきたい。
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総括:セーリングボランティア活動 [東京オリンピック]

まずはアスリート全員に、特に日本の冨澤選手、須永選手にお疲れ様と、さらに感動を与えてくれたメダリスト達にありがとうと言いたい。

表彰式でのメダリストの喜びを直に見るだけにも感動を受け、でも最も印象に残り素晴らしいと思ったのは、残念ながらメダルが取れなかったアスリートがインタビューに対して冷静にレースの反省と今後に関して前向きに答えていた姿だった。

さて10日間のボランティアを通じて得た最大の宝は、約30名の言語サービスチームメンバーとの通訳という仕事を通して、大袈裟かも知れないが一緒に共通の目的を達成することによって得た感動だった。

メインの仕事は、レースから帰着、表彰式後にプレスからインタビューを受けるミックスゾーンでの通訳サポートで、逐次それぞれのタイミングをマネージャーからラインにて指示を受け、決められたシフトに従って、各場所、選手に付いて実施する。

実際には、毎日の椅子の運び込み、テントの設定の力仕事から、最初はシフトでの配置、時間割、インタビュー対応を、未経験の状態から実際にやりながら調整していくというチームメンバーとの協力が不可欠だった。

毎日のハーバー内での移動距離が多いこと、炎天下での仕事が大半なことから中盤疲れが溜まってきたが、後半からは次第に仕事の効率化が図れ慣れてきたこと、そして何よりも好きな競技を楽しませてもらっているので何とか無事にこなしていくことが出来た。

特にセイラーでもあるこのチームのマネージャーが、不確定要素、様々な外乱が起こる中で、アスリートが言語の通訳対応も問題なく、スムースにレースを進行出来ることの目的に対して、外部、チーム内部を調整し、活躍されたことが大きかった。

彼の名言「自分はイエスとハイしか答えはない。」、「人生最高の場で、好きなことをやっているのだから辛くない。」もあったりと、人間的にレスペクト出来る素晴らしい方だった。

様々な方と出会え、色んな意味で勉強させてもらい、人生の思い出に大きく刻み込んだボランティア活動だったことをここに記することとする。

セーリング 言語サービスチームメンバーの方々、マネージャー、本当にお疲れ様でした。

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セーリングボランティア活動(10日目最終日) [東京オリンピック]

ボランティア最終日の470級のメダルレース。

本日は男子、女子のそれぞれのレースを観客席からイギリス、ドイツ、フランスの歓喜溢れる応援を観た後、ミックスゾーンにて最後のインタビュー通訳対応。

そして表彰式、記者会見を終えた後、チームで皆のサポートを労い、且つリーダーのここまでのマネージメントに感謝感謝。

さて、ここまで世間のオリンピックに対する諸事情により事実のみ述べてきたが、後日、このボランティア活動で得た素晴らしい経験に基づく内容、意見を総括したい。

まずは江ノ島での10日間、大磯での1日で計11日実施し、予定のスケジュールをやり切った満足感に満ちている。
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セーリングボランティア活動(9日目) [東京オリンピック]

今日は女子49erFX級メダルレースのメダリスト候補総合1位のオランダDUETZ AnnetteとBEKKERING Annemiekの専任のエスコート役。

レース後のプレスからのインタビューが行われるミックスゾーンから、一度オランダのコンテナに立ち寄って、それからドーピングゾーンまで付きっ切りでソーシャルディスタンスを保ちながら通訳対応する。

インタビューで画面左に少し左半身が映っていた。


彼女らこのメダルレースで9位となり、惜しくも銅メダルとなった。

道中、少しガッカリしていた彼女らと会話し、前回のリオオリンピックでは7位ということを知っていたので、"Unfortunately, you got Bronze medal, but it was great result since you have stepped up 4 positions against Rio Olympic result. Please think with a positive mind!" とコメントしたら、苦笑いにながら、そうだねと答えていた。

さて明日は最終日で470級のメダルレース。

日本の男子女子共メダルレースに参加出来ているポジションにて、唯一NHKが14:00から生放送にてされる。
メダル獲得は現時点の得点では難しいが、最後のレースで1つでも順位を上げるいいレース展開を期待する。
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セーリングボランティア活動(8日目) [東京オリンピック]

今日は不安定な気圧配置にて、風が弱く風向も安定しないことからノーレースと14:30に決まった。

しかしながら、前半の台風8号での予想外の東風、そして後半のレギュラーの南風にてここまで毎日レースが消化出来、ラッキーとしか言いようがない。

さて知らなかったシリーズとして、前半選手用のメディカル(医務室)での通訳対応にて、一緒の部屋にいらっしゃった海上自衛隊の方々との交流が楽しかった。

何故とは書けないが金属の手すりを一心不乱に究極まで綺麗に光るように磨き続ける仕事の話、外洋での荒波で船が波に突っ込んでいくベストな角度は30°であること等々、このボランティアならではの方々の貴重な経験談を聞かせてもらった。

明日は4つのメダルレース、午後からの南風がWindGuruでも吹く予報なので、期待したい。
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セーリングボランティア活動(7日目) [東京オリンピック]

本日はレーザー級のメダルレースがメイン。

ボランティアの仕事としては、午後一貫してミックスゾーンにて、プレス、ジャーナリストからの選手へのインタビュー補助。

昨日からメダリストへの各国からのインタビューが本格化してきたため、このミックスゾーンはプレスで混み合ってきている。

たった今、表彰式でメダルを掛けた選手が目の前でインタビューを受けることになる。

さて、知らなかったシリーズとして、5日目の記事に挙げた各艇に付けるカメラのことだが、実際にはiPhone12そのものが5G用カメラとしてマウントされていたことには驚かされた。

恐らくNTTの5Gシステムの一環で、確かに4Kレベルのカメラライブ映像をスマホの5G通信を使い、カメラは内蔵カメラで十分の解像度との判断で、新たにカメラと5G転送のハードウェアを開発せずに済むというメリットは確かにあるなと。

但しこの炎天下、直射日光に当たりスマホの温度が高くなって機能しなくなってしまうため、昨日の RS:Xのボードの先端に取り付けられたiPhoneには、レース前にスタッフの方が水で濡らしたタオルを掛けていたのが対照的だった。
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セーリングボランティア活動(6日目) [東京オリンピック]

今日はRS:X級の決勝のメダルレース。

注目は2年前の材木座でのフォイルクリニックにてお会いしたトーマス・ゴヤード。
https://bandwidth.blog.ss-blog.jp/2019-08-13

風は8ノット(4m/s)の微風だがそれでも決行され、男子のメダル獲得のドラマがあった。

それは10名の選手の内、スタートにて3名も規定の時間より早く飛び出してオンコースサイド(OCS)となってしまい、その中にトーマスも入っていたことだ。

折角ここまで2位だったのにこのことでメダル獲得出来なくなるのではとヒヤヒヤだったが、結果ネットでトーマスは2位をキープで銀メダルを確保することが出来た。

https://olympics.com/tokyo-2020/olympic-games/ja/results/sailing/overall-results-rs-x-men.htm

トーマスには表彰式後に直接一言"Congratulations!"とコメントさせてもらった。

一方、決勝で1位だったが1ポイント差で銅メダルに手が届かず涙をのんだイスラエルのコーヘン。
ミックスゾーンでのインタビューの補助に入って、「これがオリンピック、セーリングという競技、今日は呑んで癒す」と言って「ふー」とため息をしていたのが対照的だった。

ウインドの種目で微力ながらボランティアとしてサポートさせて頂き、合わせてレース、表彰式、記者会見までこの目で観ることが出来、感謝に尽きる次第である。
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セーリングボランティア活動(5日目) [東京オリンピック]

昨日はボランティアは休みにて仕事、そして今日は不安定な気圧配置にて終始5ノット(2〜3m/s)の微風レース。

その中で注目したのは、我々通訳のボランティアメンバーにいるシンガポール人が応援しているシンガポールチームの男子レーザー級、女子49erFX級の頑張りだ。

そのポイントは、彼らは強いヨーロピアンセーラーに比べて体重が軽いこと、もちろん微風でのタクティクスが優れていることも起因しているようだ。

また知らなかったシリーズとしては、各レースにて、全体のうち、5艇にカメラを搭載させて臨場感あるライブ映像を送っているが、他の艇とレースの条件を同一にするため、他の艇全部にダミーの重さが同じスマホサイズの重りを毎回配って回収していることだった。

設置する場所も同じ位置で決められているとのこと。
たかが200gぐらいのイメージだが、そこまで厳密にコントロールされていることには驚いた。

さて、明日からはメダルレース(決勝)がRS:Xから始まる。

その男子はオランダのキラン・パドルーが既に得点から明日の決勝をミスっても金メダルを取る位置にいるということで、ボランティアとして明日の表彰式に望むこととする。
https://olympics.com/tokyo-2020/olympic-games/resOG2020-/pdf/OG2020-/SAL/OG2020-_SAL_C74FA_SALMRSX---------------------------.pdf
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セーリングボランティア活動(4日目) [東京オリンピック]

今日はレギュラーの南風が8〜12m/sで1日中安定して吹き、RS:X級9レース終了後、冨澤選手15位、須永選手14位。

そして今日の驚きは混合フォイリングナクラ級の唯一フォイルのレースだった。

フォイルのフライトを一定の高さを維持するため、ハルの長手方向に1mくらいのレンジで常に動いて調整しているのは、ウインドフォイルの体重移動とはレベルが違い過ぎる。

一方、470級の下マークが観客席の真前でジャイブの醍醐味を直接観ることが出来たが、トラディショナルな470から49er級、そしてフォイルのナクラ級へ、ヨットも時代の大きな変革期に来ていることを素人ながら見せつけられた。

そして、昨日のホッとすることに続き、習慣としていい点を1つ。

各エリア(選手準備エリア、プレスエリア、メインプレスセンター)の入場資格制限で、その入り口で暑い中、チェックされているボランティアの方々を通過する際は必ず、そして警察官、自衛隊、セキュリティーの方々ともすれ違う際に、「お疲れ様」と自然に挨拶を交わすこの習慣、当たり前のことかもしれないが、非常に清々しく感じる。

お互いをレスペクトしているという意味も込めて。
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