SSブログ

総括:セーリングボランティア活動 [東京オリンピック]

まずはアスリート全員に、特に日本の冨澤選手、須永選手にお疲れ様と、さらに感動を与えてくれたメダリスト達にありがとうと言いたい。

表彰式でのメダリストの喜びを直に見るだけにも感動を受け、でも最も印象に残り素晴らしいと思ったのは、残念ながらメダルが取れなかったアスリートがインタビューに対して冷静にレースの反省と今後に関して前向きに答えていた姿だった。

さて10日間のボランティアを通じて得た最大の宝は、約30名の言語サービスチームメンバーとの通訳という仕事を通して、大袈裟かも知れないが一緒に共通の目的を達成することによって得た感動だった。

メインの仕事は、レースから帰着、表彰式後にプレスからインタビューを受けるミックスゾーンでの通訳サポートで、逐次それぞれのタイミングをマネージャーからラインにて指示を受け、決められたシフトに従って、各場所、選手に付いて実施する。

実際には、毎日の椅子の運び込み、テントの設定の力仕事から、最初はシフトでの配置、時間割、インタビュー対応を、未経験の状態から実際にやりながら調整していくというチームメンバーとの協力が不可欠だった。

毎日のハーバー内での移動距離が多いこと、炎天下での仕事が大半なことから中盤疲れが溜まってきたが、後半からは次第に仕事の効率化が図れ慣れてきたこと、そして何よりも好きな競技を楽しませてもらっているので何とか無事にこなしていくことが出来た。

特にセイラーでもあるこのチームのマネージャーが、不確定要素、様々な外乱が起こる中で、アスリートが言語の通訳対応も問題なく、スムースにレースを進行出来ることの目的に対して、外部、チーム内部を調整し、活躍されたことが大きかった。

彼の名言「自分はイエスとハイしか答えはない。」、「人生最高の場で、好きなことをやっているのだから辛くない。」もあったりと、人間的にレスペクト出来る素晴らしい方だった。

様々な方と出会え、色んな意味で勉強させてもらい、人生の思い出に大きく刻み込んだボランティア活動だったことをここに記することとする。

セーリング 言語サービスチームメンバーの方々、マネージャー、本当にお疲れ様でした。

Ol13.jpg
nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント