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有馬温泉から三宮、そしてミナミへ [温泉]

神戸出張のついでに、一度は訪れておこうと日本三古泉の一つ有馬温泉へ。
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褐色の「金泉」と、無色透明な「銀泉」を両方体験しようと、まずは「金の湯」へ。
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平日の夕方にもかかわらず、かなりの混雑ぶりで中国語、韓国語が耳に入ってくる。

鉄分と塩分を含むとのことで、赤茶色で少しトロッとしてインパクトがある。
ぬる湯(42℃)でゆっくりと長く半身で浸かる。

そして「銀の湯」へ。

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無色透明でジャグジーのように泡を出しているので、今ひとつ温泉に来たというところに欠けるかなと。

温泉に入って人が多いよりも、秘境でひっそりと静かなところで入るのが好きだとあらためて感じた。

この日は神戸三宮で呑み、次の日は大阪支部の同窓会のために心斎橋へ移動。

戎橋辺りは渋谷のセンター街如く外国人に占領されていて、すれ違って歩くのも大変。
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同窓会までの時間潰しに「Perfect Days]の映画を観、さらにその前に喫茶店でコーヒーを飲んでいるとおばちゃん6名の大合唱が聞こえてきて、ライブの寄席のようだった。

「そやねん」
「あかんねん」
「あるある」
「嘘やん」
「せやから」
「愚痴の無い人間なんておらへん」と。

外国人が多い中、ローカルの大阪のおばちゃんの会話に苦笑し、翌日帰路についたのだった。
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乳白色の穴場露天風呂 「鈴蘭小屋」@乗鞍高原 [温泉]

ゴールデンウィーク前半3日は海へ、そして中盤2日は山へ。

今年も乳白色の濁り湯を求めて乗鞍高原温泉へ。

日帰り温泉で調べると「湯けむり館」がメインに出てくるが、別のところを調べたら「鈴蘭小屋」のご主人がやっていますとのことでこちらへ。

以前訪れた白骨温泉の「湯元斎藤旅館」、「かつらの湯 丸栄旅館」と比べて、①湯の花の多さ、②目の前に広がる景色、③空いているひっそり感が優っていて、その中ではベストの温泉であった。

こちらが露天風呂。
目の前に囲いがなく、風呂の真上には遅咲きの桜が咲いており、風に靡いて花びらが湯船に落ちて湯の花とマッチする。
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そして露天風呂と比較して大きな内風呂。
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水温も39℃とあまり熱いお湯が好きではない自分としては最適でずっと入っていられる。
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湯の花が多くその効果が高いと感じたのは、入っている時に体の産毛それぞれに乳白色の産毛が生えている如くまとわりつくこと、そして入ったあと2日目でも肌から硫黄成分の香りが残っていることだった。

ご主人がご丁寧にも最初にコメントされていた小さなネガな点は露天風呂の湯温が少しぬるいこと。
熱い湯が苦手な自分にはゆっくり長く浸かっていられる点ではメリットではあったが。

女将さんと最後お礼と共に会話したところ、「露天風呂も紫外線にやられて維持が大変なこと、ギリギリのところでやっています。」とのことで、この穴場日帰り露天風呂を応援したいところだ。

そしてエコーラインの現時点での閉鎖地点である三本滝レストハウスまで登って、そこから徒歩で三本滝へ。
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ここに辿り着くまで約900mと高を括って歩き始めたもののこの時期、行程の2/3は残雪が遊歩道を覆っており、雪の上をバランスを取りながらゆっくりと歩き、何度か滑りながらやっと到着した。
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日本の滝100選に選ばれているだけあって海外の方も来られており、コロナ禍開けて初めての日本訪問で東京、富士、京都、岡山、広島と訪問する中で、ここまで来るところは中々の通ですねとドイツのシュツットガルトから来た彼とUSのアリゾナ州から来た彼女と滝を前にしばし会話させて頂いたのだった。
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白骨温泉 そして「七賢」の蔵元へ [温泉]

ゴールデンウィーク初日は海へ、そしてこの2日間は山へ。

まずは3回目の訪問となる長野の白骨温泉へ。
今回は日帰り温泉で、こじんまりとした「かつらの湯 丸栄旅館」を選択。
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午前中だったのでおひとり様で、湯温も熱くないため、奥に見える大山桜を観ながらゆっくりと浸かることが出来た。
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乳白色の温泉に含まれる炭酸カルシウムによって堆積した石灰が手摺りにも蓄積しており、その効能があるように目でそして肌のツルツル感で実感出来る。
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https://bandwidth.blog.ss-blog.jp/2010-10-14

そして、松本からビーナスラインを走ってから「七賢」の蔵元、山梨銘醸へ。
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車で走っているとサントリーの白州工場が直ぐ側で、同じく甲斐駒ヶ岳を源流とする伏流水の良さをこの日本酒にも使っていることで納得。

蔵の古い奥座敷も見ることが出来、飲み比べ出来るショップも賑わっている。
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昨年ハマった夏吟醸を予約オーダーし、さらにお勧めという蔵元限定生酒「阮咸(げんかん)」を購入してみた。
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長野の岡谷市の「高天」に続き、山梨の「七賢」も継続購入銘柄になりそうだ。
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ファンド傘下で再生した旅館「白雲荘」@湯河原 [温泉]

神奈川県県境の湯河原温泉にて温泉旅館をWebにて探していたところ、この「白雲荘」が良さげと思い、1泊お世話になった。
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こういう日に限ってこの土曜は最高のFree Waveコンディションだったがグッと我慢。

さてWebの口コミを調べていると何が本当か迷ってしまうが、今回ヒットしたのはこの旅館がファンド傘下にて4年間で再生したという記事があったからだ。
https://www.realq.co.jp/direct/hakuunsou/

旅館に入るとこのロビーと食事を頂くダイニングはスッキリとリニューアルされており、コストの掛け方が効率的と客観的に見てしまった。
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このコロナ禍ということでまずは時間を区切って貸し切りで利用させてもらった露天風呂。
ビールもそのフロアに置いてあり、川のせせらぎを聴きながらしばしリラックス。
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そして夕食。
それぞれ美味しかったが、このようなちょっとした演出と、若いスタッフの方々が教育された言葉使いと程よい距離感を持って一生懸命対応されている姿が気持ち良かった。


結論としては、小ぢんまりとして静かで、ホスピタリティーの良さと、貸切露天風呂の良さ、夕食の良さでリピートしたいと思った旅館だった。

番外編。
東名高速の大和トンネルを過ぎたところでミサイル?を積載したトラックに遭遇。
自衛隊が東富士演習場に運んでいるのか、並走している車は皆、目に留めていたことだろう。
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天山湯治郷 @箱根 [温泉]

今日は朝から小雨で出足が鈍っていることを高速の渋滞情報から確認し、西湘バイパス経由で箱根にドライブ。
温泉苦手の私が、その走りのついでに日帰り温泉の天山湯治郷へ。
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初、日帰り温泉であまり期待していなかったのですが、結論としては非常に良かったというのが感想です。

今回は天山湯治郷メインの施設、「ひがな湯治 天山」へ。
ゴールデンウィーク後半の土曜ともあって、天気が悪いながら結構な人が訪れています。
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おとこ湯五湯のうち、ほとんどが露天風呂で解放感があり、紅葉や樹木に囲まれており気分も癒してくれます。

とまあ、温泉の癒しとは別に今回ヒットしたのは、そこに置かれていた「湯治郷の瓦版」という冊子に書かれていた「湯守りのしごと」という記事を見て、温泉の清潔感のことでした。
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温泉素人の私としては、鄙びた温泉というのも風情があっていいのですが、それはそれとして受け入れるとして、清潔感があるかどうかというのが結構気になります。

ところがこの「湯守りのしごと」に書かれてあったことで、毎日の清掃を完全換水してドイツ ケルヒャー社の高圧洗浄機を使ってさらに140℃のスチームで塩素などの薬品に頼らずにやられていることです。
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また源泉の殺菌に銀イオンを使っていることや、
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温泉の還元性を保つため、酸化作用の強い塩素系雑菌剤でせっかくの還元性が失われるのではなく、先程の銀イオンが役立っていることなどです。
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このような裏方の方々の努力が見えると、実際に安心してさらに気持良く温泉に行けるなと思った次第です。
プロフェッショナルな仕事をされている方々に感謝です。
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白骨温泉 湯元斎藤旅館での出来事(その2) [温泉]

宿泊当日の夕食です。
まずはこの食前酒と前菜から始まります。
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長野の山の幸から沢蟹まで、きれいに並べられ、それぞれ特徴のある味わいを楽しませてくれます。
その次にお約束の馬刺し、途中、とろろ蕎麦でペースを少し緩めたところで、信州牛、信州サーモン、てんぷら、ご飯、赤だし味噌汁、おしんこと絞めてから、最後にこのデザートです。
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本当に最初から最後まで手を抜かないバラエティーの富んだ信州料理をこれでもかというくらい頂きました。
お腹も一杯です。

これが、当日のお品がきです。
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そして、翌日の午後の顧客訪問の前に、上高地に朝早くから行き、大正池から河童橋へと歩いていきました。
日本屈指の景勝地だと説明し、結構感動していましたが、お恥ずかしながら私も初めてでしたので、同じようにその自然の綺麗さに見とれていました。

と、大正池でのことです。
OL風の女性2人が写真を撮り合っていたので、彼女らのカメラで写真を撮ってあげましょうということになり、どうせなら我エンジニアリングマネージャーの記念にということで、両手に花状態にて写真を撮ることになりました。
彼女らは写真のポーズをとるなり、ピースサインを出してきたところ、こちらのエンジニアもゆっくりと下していた腕が上がってきて、一緒にピースサインでFull smileです。
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京都から観光に来られていたとのことで、こちらのエンジニアはUSのCalforniaからですよと紹介し、後ろ髪を引かれる思いで、その場を立ち去りました。

その写真をUSに持って帰って、USの連中に「日本はこんな綺麗な女性達が沢山いる」と自慢していたことは、言うまでもありません。


白骨温泉 湯元斎藤旅館での出来事(その1) [温泉]

今年の夏に仕事にて長野の松本に、会社のUSのエンジニリングマネージャーと行くことになりました。
それじゃせっかくだから、日本の古い伝統的な温泉を体験させてあげようということで、白骨温泉の湯元斎藤旅館に泊ったときのことです。

値段はそこそこしますが、綺麗にしてあって清潔感があり、純日本的で、サービスも良く、且つ温泉も楽しめていい旅館でした。
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とにかく露天風呂に入ろうということで、まずは浴衣の着方を教えて、サイズを最大のLを選んであげましたが、身長が約190cmくらいあるので、膝下のスネが浴衣の下から覗きます。

そして、公衆の風呂に他の人と一緒に入るのは初めてとのことで、どうやって入るのか聞いてきたので、湯船に入るときは”You must be all naked in the bath."と教えたにも関わらず、露天風呂に行ったらお約束なのかしっかり「海パン」を履いてきていました。
USでいう温泉”Hot spring"はやはりジャグジーの延長線の感覚なんですね。

”Can I ?"っていうから、”No, you never.”っていって、こうやって前を隠しながら入るんだと実演して渋々海パンを脱いで入ってきました。

ちょうど他のお客がおらず、貸し切り状態だったので、幸運にもスムースに事を運ぶことが出来ました。
何でも最初の体験のときは、いい印象が大事ですね。
って、一回湯船に入ってしまったら、日本人と同じように「フゥ~」って言ってリラックスして、鼻歌交じりで先程のことはどこへやら。
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白骨温泉のお湯は何故白いのか?とか、温度はどうやって調整しているのか?だとか、どこからお湯をどうやって引っ張ってきているのか?だとかエンジニアらしい質問をしたと思ったら、混浴はあるのか?と質問してきたりして、"Japanese hot spring is so great!" とえらく喜んでいました。

それから屋内の風呂をはしごしようということで、そちらに行きましたが、他のお客がいてもお構いなしで、Enjoyして、もう一回露天風呂に行こうという事で、一時間の間に三回風呂に入り、かなりお気に入りだったようです。

翌日の朝も密かに一人で入りに行ったようで、"My skin is so smooth today, then I would like to recommend my wife to visit here."とノタマッていました。