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フォーミュラーE コーススペシャルウォーク@ビッグサイト [車]

午前中は津久井浜にてFWウインド、昼にタイムアップ。

午後から昨日のフォーミュラーEのコース全周を歩くこと、そして学生フォーミュラの車両展示のブースに挨拶の目的にてビッグサイトで開催されているE-東京フェスティバルへ。

コースの印象は、①意外と道幅が狭いので追い越すゾーンはかなり限られているなということ、②ホームストレート等の新たに舗装されたところは非常にスムースだが、一般道はそれなりにバンピーなところや路面表示がそのままで滑りやすいところもありそうだったことか?

まずはホームストレートから。
スタートダッシュのタイヤ痕が生々しい。
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もろ一般道でエライ角度での90°左折。
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タイトコーナーではこのボッシュの段々が敷かれており、さらに斜めの側壁にまでギリギリに攻めた痕跡が凄い。
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で一番の激しいデッドヒートがなされたであろうところが、駐車場入口の高いところからの唯一の下り坂で思いっきりブレーキングして先のコーナーに飛び込んでいくところの長いブレーキング痕が凄まじい。
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1周2.44kmを25分強で歩き切った。
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そして事前に知らさせていた学生フォーミュラの展示ブースに、ちょっとしたお土産を持って学生にご挨拶。

昨日はフォーミュラーEの決勝戦があったので人がそちらに流れていたが、今日はかなり盛況とのこと。
9割方が子供で、コックピットに乗せてもらって笑顔で喜んでいた風景が微笑ましかったのだった。
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オートモーティブワールド2024 [車]

極寒が少し緩んでいたが、それでも今日はグローブ、ブーツ、ビーニーの冬のフル装備で、5.9㎡フィンのちフォイルのコンディション。
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さて今週はビッグサイトで開催されていたオートモーティブワールドへ。

自動車業界としては、①ジャパンモビリティーショー、②人とくるまのテクノロジー展に次ぐ3番目のポジションで、有名どころのOEM, Tier 1, Tier 2は殆ど出展されていない。
材料、部品、テスティングのブースが多く、特に今回はソフトウェア関連が増えていたのが印象的だった。

この中で1つ面白かった技術がイギリスのCeres社のホログラフィーをディスプレイに使い、手の指の操作だけで、ドライビング中に目を逸らすことなく入力出来るマンマシンインターフェイスだった。
一緒にいた人がジェスチャーについて聞いている。


ドライブでハンドルを持ちながら、動いている画面中に表示されるタグに向けて、親指と人差し指の先端をくっ付けるだけでその情報が表示されるというシステム。

ハンドルの奥にこのようなグリッド状の超音波センサーがあり、手の動きをセンシングする。
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このセンサーから10cmほどハンドルの上に置いた手が離れているにも拘われず、しっかりとセンシングするところが素晴らしい。

実際にやってみると、この位置に置いた手が超音波で少しピリピリっとするところが変な感じ。

さて自動車業界がBEVの時代に突入し、さらに次世代のE/Eアーキテクチャがゾーンアーキテクチャになってビジネスモデルが変わっていくことを感じる中で、三菱UFJリサーチ&コンサルティングがサプライヤーに対してハッとするいい記事を書かれているなと思ったので、突然だがここにリマインドしておきたい。

「BEV 時代の自動車部品サプライヤーの販路開拓 ~顧客の潜在ニーズ把握へのチャレンジ~」https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2023/11/cr_231205_01.pdf
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障がい者に対するマツダのスピリットに脱帽@オートサロン2024 [車]

まずは駐車場が混むのを避けるため、開演9:00の2時間前に到着し幕張新都心県営地下駐車場へ。

今回はマツダ ロードスターの福祉車両とヒョンデのアイコニックに興味を惹かれたのであった。

一つ目はマツダのSeDV(Self-empowerment Driving Vehicle)。
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マツダとしてスピリットレーシングの車の展示もあったが、足の不自由な人にも人馬一体の走りを体感させる車SeDVを製造、販売するマツダのスピリットに脱帽だった。

このコントロールグリップでアクセルとブレーキを左手でコントロールする。
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必ず左手を添えていなければならないので、その左横にあるハンドブレーキのレバーに左手の掌を添えられるように、そのレバーをわざわざ切断溶接してベストの位置にシフトさせたというドライバーの操作性、疲れ内容にとの配慮も素晴らしい。

そしてハンドルの左側のパドルは常にコントロールグリップに添えていて操作出来ないので、この DOWNというボタンがその役割をしており、右手だけでパドルのシフトアップ、ダウンが行えるようになっているとのこと。
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さらに障がい者が車椅子から乗車し易いように腰を一度置く折りたたみの補助シートの設計コンセプトも素晴らしい。
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障がい者だけでなく、老いて足が不自由になっても車を自らドライブして楽しむ年齢を上げることが出来る可能性も示唆しており、こういうマツダの素晴らしいスピリットはもっとアピールすべきだと思う。

そして2つ目はヒョンデのアイコニック 5N。
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WRCでの活躍は目覚ましく、また再度日本市場に本気で挑戦する姿勢を感じる。

展示ではエンジンサウンドの3種類を演出するモードの体験、そして屋外でデモランを見学。
車内だけの音の演出かと思いきや、車外にも結構の大きさの音で演出しているのに驚く。


エンジンサウンドだけでなくパドルでシフトダウンさせると、ブリッピング音と少し前に押されるショックを物理的に演出しているとのことで、ガソリン車のスポーツカーに徹底的に近似させているところが凄い。

将来、EVのモーター音が気持ちいいの音と感じるようになるかもしれないが、スポーツカーの類では当分エンジンサウンドとその車の挙動をシミュレーションした演出が続くのかもしれない。
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暖かい海と山の走りの年納め [車]

冬にノーマルタイヤで行けなくなる前に、先週日曜にまだ暖かい奥多摩周遊道路へ。

まずは上野原から檜原街道経由で腹ごしらえのためにいつもの木庵へ。
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「ひのはら季節の味」をオーダーし、煮物と天ぷらだけで満腹になる程ボリュームが多いが、蕎麦まで何とか完食。
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先週日曜が今年の最終日というのをつゆ知らず、ギリセーフ。
女将さんには少し早いが年末のご挨拶を。
https://sengenzaka.net

ここから奥多摩周遊道路に向かう。
ここのワインディングロードは丁度いい旋回半径で気持ち良く、バイクの方々も多い。
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驚いたのは上野原あきる野線(33号)の集落近くで行きも帰りも道で猿に遭遇。
この確率で会うということはかなりの数が存在?


一方、本日は暖かく強風予報の津久井浜へ。
車の外気温は25℃を示しており、セミドライスーツでは汗をかくくらい暑かった。

午後から狙いでしっかりと吹き、5.0㎡から4.5㎡のセイルとフリーウェーブのボードにて恐らく今年最後の暖かい強風で楽しまさせてもらった。
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12月中旬にもかかわらずこの暖かさはやはり異常だが、ありがたくその恩恵に海と山で預かった。
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スーパー耐久シリーズ第7戦@富士スピードウェイ [車]

今回お世話になったチーム。
ST-Xクラスのモンスターマシン。
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ドライバー自らコックピットに座ってみてといい、そのスイッチ、パドル、エレクトリッククラッチの説明を丁寧にされ、レース前にもかかわらずゲストに対する気配りが素晴らしい。

2ペダルで、実際に座るとバスタブのイメージより足元がかなり高い位置にあり、アクセルペダルのストロークがかなりある。

車には様々な仕掛け、データのセンシングがされているが、ルール上ピットのコントロールセンターとのデータのやり取りはレース中は遮断されており、ラジオでのボイスのみというところは頷ける。
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レース開始。
ドライバー交代前のレース状況の報告を受けながら、パリッと緊張した雰囲気が漂う。
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そしてピットインにて慌ただしいドライバー交代。
ドライバーは汗だくで出てくる。
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ピットクルーの的確で迅速で的確な作業と、終わってからタイヤに付いたタイヤカスの除去とホイールのダストの掃除と、チームは裏方に大きく支えられているのだなと感心させられる。
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そしてスーパー耐久の目玉?になったトヨタの水素エンジンの車にモリゾウさんが。
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自らハンドルを握り、完走するところが素晴らしい。
https://www.as-web.jp/domestic/1014026?all

そして恐らくモリゾウさんを迎えるであろうセンチュリーのSUVがコース横で待機していたところが、万全の体制を取っているトヨタらしいと。
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スーパーGTとスーパー耐久は、モータースポーツ初心者の私にも、そのレースの醍醐味と華やかさを分かりやすく観客に伝える企画力が素晴らしいと思う。
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ジャパンモビリティショー2023 [車]

空いているプレビューデーを狙ってジャパンモビリティーショーへ。

最初に、マツダのデザイン本部長、中山 雅さん、まずは参りしたとしか言いようがない、見ただけでスッと入るカッコ良さに脱帽です。
https://bandwidth.blog.ss-blog.jp/2016-11-13

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さらに見つめていると立体曲面で構成した抑揚があり、フロント部からAピラーにかけてはロードスターのデザインを踏襲しているようなところも嬉しい限りである。

確かに上から見るとそのグラマラスな形が強調され、見ている人だかりも全ブースの中で一番多かったのが見て取れる。
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先日車好きの友達が「鰻や焼き肉の美味しそうな匂いでご飯が何倍もいける」という言葉に被せて、「こういう車を見ているとご飯が何倍もいける???」と車談義に花が咲き話が尽きない比喩に言っていたことを思い出した。

事実、10分くらい飽きずにこの車をずっと固まった状態で見ていたのだった。

さてその次はソニーホンダモビリティーのAFFILA。
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中国のEVの最新鋭のデザインや、日本のストレートな面を多用したごちゃごちゃしたデザインに比べると、これはシンプルな凸の曲面だけで構成されているデザインなので、飽きが来なくていいように思える。

逆に言うと、とんがったところがないので、どこまで受け入れられるかだが、このBピラーからCピラーにかけての曲線は自分としては好みである。

SONY側としては車のデザインでないIT関連の進化が出来るところで勝負されていくので、この車の本質のいいところを短時間で表現するのが難しいと思うが、このようなディスプレイの動画で説明されていたところは良かったと思う。
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番外編では、YAMAHAの電動自転車にて、両輪モーターの採用や、ハンドルの軸にトルクセンサーとモーターを付けて、ラフロードのコーナーでハンドルを取られた時に反対方向にハンドルを切ってくれるシステムが興味ある内容だった。

で、プロのオフローダーレーサーだけの代物と思いきや、小さい子供をハンドルの前に乗せるような場合にもこの技術の適用を考えているところが素晴らしい。
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中国EV三大新興メーカー [車]

中国の「新興EV造車三兄弟」と言われている新興EVメーカーの3社NIO(上海蔚来汽車)、Xpeng(小鵬汽車)、Li Auto(理想汽車)。

と言われながら、ここのところあまり景気が良くない。

「中国新興EVの「蔚来汽車」、新型車不発の大誤算
1〜3月期の赤字額2.7倍、粗利益率も大きく低下」
https://toyokeizai.net/articles/-/679637
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「中国新興EV「小鵬汽車」、歯止めかからぬ販売不振
1~3月期の売上高46%減、短期的な回復は困難」
https://toyokeizai.net/articles/-/677985
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しかしながら、デザイン、搭載機能はそれぞれ最新のものをいち早く取り入れている。

NIOのクロスオーバー「NIO EC7。
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フロントのレーダー、カメラはガラスやフロントマスク部ではなく大胆にもルーフに突出させ、リアルーフにはアンテナのシャークフィンは無くしてカメラを優先させて配置している大胆さ。
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室内はテスラ如く大きなサブディスプレイが配置され、さらに見上げるとフロントからリアまで一体化したパノラミックルーフ。
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そしてテスラのモデル3キラーのXpengのP7i。
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こんな携帯電話のショップのようなところにもブレンボのブレーキを採用しているとか、
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駆動系のアピールをしているところが少し車好きを唸らせる。
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昨今フォルクスワーゲンが一時的にEV減産へとか、ビジネス側としてはこの数年の動向が見逃せない。

しかしながら世界の一般消費者は政府、メーカーのEV志向にどこまで引き回されることになるのだろうか?
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中国EV市場の凄さ [車]

先週の上海にてユーザー目線での驚きは、既に自動車は携帯端末の如く販売され、モデルの変化、新規機能搭載の早さだった。

まずディーラーがショッピングモールのストリートに携帯ショップが如く幾つもの新興EVメーカーが軒を連れている。
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このショップに大体2〜3台の最新の車が展示されており、説明員が1人から2人ぐらいに抑えられていてオンラインショッピングに少し実車の感覚を掴めさせる程度。

こちらの人は、全てがそうではないが感覚として新しい車を3年で買い替えていくので、日本のように乗り心地がどう、品質がどうとかあまり気にしていない。

デザインは斬新、機能も最新、彼らとしては十分。

最もインパクトがあったのは、ガルウイングのHiphi Xだろうか?
一体のガルウイングと違い、ルーフトップとサイドドアが別に動くので、実際に乗る際、立ったまま乗り込めるのでカッコだけでなく利便性がいい。
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そしてNioのバッテリー交換ステーション。
初めて見たが、マンションの前にこんなステーションが備えられていて、まさにラジコンカーのバッテリーを交換するが如く、車の下からバッテリーの箱を交換することによって一々充電ケーブルで充電しないところが凄い。
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さらに街中を走っていると、3年前はCセグメント以上はドイツ車、日本車が半分以上を占めていたが、今回のイメージは反対に中国のEVが半分以上を占めていて完全に逆転している。

悲しいかな日本車が少ない。

そして恐るべしEVメーカートップのBYD。

この日もこのような自動運転のテスト試験をしているようなセンサー満載の車が公道を走っていたが、ハード面では半導体からバッテリーまであらゆるコンポーネントの自社開発製造能力、そして素晴らしいサプライヤーチャーンの構築、ソフトウェア開発まで末恐ろしい能力を持っている。
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そして今週の台湾にて、自動車向け半導体のファブレス、ファウンドリ企業の能力に驚かされたのだった。

次に続く。
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車への愛着がさらに湧くプロセスの一環 [車]

前回のガラスコーティング剤が不満なく使用にて無くなり、3年経過して技術も進んだところで新たなコーティング剤を物色。
https://bandwidth.blog.ss-blog.jp/2020-11-13

ポルシェの中古をメインにメインテナンスを実施しているショップで使っていたゼウスクリア シラザン50を選択してみた。
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下地処理として、シャンプー、粘土での鉄粉除去、イオンデポジットの除去、シリコンリムーバーと、コーティングの前の工程で8割を費やす。

前回のコーティング剤がスポンジ塗布タイプで液をスポンジ剤に点状に少しづつ付けて伸ばしていくのに比べ、2液を混合してスプレーで吹くコーティング剤は伸びの良さから作業性がすこぶるいい。

さらにウェスで拭きあげるのも軽く数回拭くことで、綺麗に仕上がることもいい。

Lサイズでロードスターとワゴンタイプの車2台分コーティング出来て、充分の量であった。

頻度は少ないが、自ら面倒なコーティングの作業をしてその結果を眺めるのも、車へさらなる愛着が湧くプロセスの一環と思って継続していくこととする。
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立体音場という車の新しいエンターテイメント@オートモーティブワールド2023 [車]

ビッグサイトで開催されているオートモーティブワールドへ。

車載用半導体、ソフトウェア、EV関連のブースが以前にも増して出展されていて盛況だった。

仕事は置いておいて、個人的に興味を持ったのはドルビージャパンの「Dolby Atmos for Cars」だった。
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デモカーのアルファードで、最良の音場に設定された後席真ん中で、イメージとしては閉じた車の中というのを忘れ、動いているような音のシャワーを四方八方さらに上から下から気持ち良く浴びた感じだった。
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さらに驚いたのはその作曲スタイルで、まずはアーティストが音楽の音場を立体的に、ボックスの中にどの音(人、楽器、効果音)を3次元に置いていくかを決めていく時代になっていること。

でこのDolby Atmosでエンコードした音源データを、ドルビー社がデコーダーのハードウェアを車メーカーに売るというビジネスモデル。

そしてアルプスアルパインのようなTier 1が車種毎に最適配置されたスピーカーに対して、3次元の音場を作っていくのが彼らの腕の見せ所、そこにビジネスが存在するという。

昔からオーディオシステムのドルビーが入っていたのは覚えているが、説明員曰く、今までの古き良きステレオシステムから、この2年くらいで始まったDolby Atmosが大きな変革とのこと。

この立体音場が車の新しいエンターテインメントのソリューションの1つで、これに映像が加わるとさらなる感動があるのではと期待してこの進化を見守っていたい。
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