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ウインドフォイル初心者の軌跡(テクニック編その12:スムースなタッチダウン) [ウインドフォイル]

本日午前の風狙いで津久井浜にて、Tabou Fiftyのボードに7.2㎡のセイルをキープしながら、フィンからフォイルへ。

グローブして指が痛くなる前のギリの寒さ。

さてニッチな初心者レベルのフォイルの話として、TabouのFiftyはボードが海面にタッチしてまた浮上するアクションが、PatrikのFoil-rideよりスムースであると今日のようなコンディションにて感じることが出来た。

Cc01.jpg

それはフライトしながら艇速が落ちてボードが海面に触れ始めた時、Patrikはノーズが直角にぶった切ったような形状のため、時には海面に刺さって一気に失速することがあったが、このTabouはノーズがスラロームのボード形状そのもので、ボトム前半にコーンケープが入っているのも効いているかもしれない。

そのことを、TabouのボードデザイナーFABIEN VOLLENWEIDERが以下のインタビューで、タッチダウンして止まらずにリバウンディング(跳ね返る)をすると語っていたことが、そうかも知れない(1分10秒から)。


今日は同じ海面でIQ FOILアジア競技大会代表選考会のレースをされていて、彼らのように一旦飛んでしまえば落ちないので、タッチダウンの性能は全く関係ないが、初心者フリーライドの自分としては、有効な手段かなと思う次第である。
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ウインドフォイル初心者の軌跡(道具編その16: Tabou Fifty115 Teams) [ウインドフォイル]

先日ウインドとフォイルの最小組み合わせを展開したが、さらに最小化のためにタブーのFifty115 Teamsを購入してみた。

ボードカラーがライムグリーンとオレンジの組み合わせで変な配色組み合わせと思っていたが、フランス人のカラーリングのセンス、今までにない色なのでレスペクト。
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4〜8m/sまではフォイル、6〜12m/sまではフィン=スラロームというコンセプトで、その期待度としては微風のフォイル、中風のスラロームまではこれ1本、強風は同じくタブーのフリーウェイブボードの3Sプラス96の2本で全ての風域をカバー出来ればという思い。

果たして2頭を追うものは1頭も得ずの中途半端なものか、それとも両方を凌駕出来るか?

スラロームのために接水面はRocketプラスと同じテイルのカットアウトデザイン、そしてフォイルのより離水を可能にするために幅広のテイル。

そして今日はスラロームとしてフィンで乗れる津久井浜でのクロスオフショア、7.2㎡で試すベストコンディションだった。

スラロームボードとしての印象は、ちょっと走り出しは鋭くはないが、走って仕舞えば全く問題なく、テイルの幅がジャイブに悪さするかと思いきや、私のレベルでは問題ない。

フォイルはまだ1回しか乗っておらず、フォイル専用のPatrik Foil Ride125とこれから比較し、今後のレポートとする。
Ta01.jpg
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ウインドフォイル初心者の軌跡(道具編その15: 最小道具組み合わせ) [ウインドフォイル]

ウインドフォイルを初めて2年。

あくまでも一般セイラーの意見としてウインドサーフィンとの両立で、微風から強風までをカバーする最小の道具は組み合わせは、以下のボード2本とセイル2枚、フォイル(フロントウイング2枚)かなと思っている。

微風〜中風(5m/s〜9m/s):フォイルボード(125L)、5.9㎡、5.0㎡のセイル、フォイル(フロントウイング大、中2枚)。
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フロントウイング 左:大1,080㎠、右:中770㎠。
Pt03(1).jpg

中風〜強風(9m/s〜13m/s):フリーウェイブボード(96L)、5.9㎡、5.0㎡のセイル。
Pk02.jpg

この考えは中風まで何とか自分のフォイルの技量で乗って、フリーウェイブの中強風になるだけ乗りたいというコンセプト。

ベストはその日の風が、絶対値で5m/sの差で微風から強風、ないし強風から微風になって、同じ5.9㎡のセイルで張り替えずにボードだけ変えてカバーするコンディションの時がセイルを張り替える面倒さが無くていい。

しかしこうなると、スラロームが無くなって、本栖湖や津久井浜の北東で海面が荒れていない中風域でフィンでのスラロームがやりたいと思う時もある。

なので、フォイルボードを中心として、スラロームボードを積むか、フリーウェイブボードを積むかを決めて、さらに微風側には7.2㎡(超微風フォイル用=昨日の津久井浜は正にこのコンディション、兼スラ用)、強風側には4.5㎡(中強風フォイル用兼フリーウェーブ用)のセイルを、ワゴンに積める最小限の道具として対応している今日この頃である。

それにしてもこのウインド業界のみならずヨット、カイトもそうであるが、フォイルが開発されてからの進化は凄まじい。

さらにこの数か月での新しい道具、ウイングフォイルが流行り出し、まずは海仲間の一人が最先端チャレンジを始めた。

選択肢が多くなることは歓迎するが、我ら一般セイラーはどの種目がどれだけ①楽しいか、②楽か(これは歳を取るに従って重要なファクター)、③新しくチャレンジするのに難しいか、④道具に投資をするか等を考えさせられることになり、今回の最小の道具の組み合わせのようにあるレンジで、道具の投資もなるべく抑えて90%くらいの満足度が得られるようにもっていきたい。
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ウインドフォイル初心者の軌跡(テクニック編その11:フォイルジャイブ) [ウインドフォイル]

昨日は梅雨に入る前の空いている平日にと本栖湖へ。

フォイルとスラローム両方持っていったが、この折角の平水面ではスラ7.2㎡で。

マスターズが2年開催されていなかったので、久々に小鉄さんとも再開。

そして、浅野プロにもお声掛け。

フォイルのスペーサーの調整中にも関わらず、気さくに話して頂き感謝。

フォイルジャイブが初心者としては中々成功しないと聞いたところ、1つは道具としてウイングの安定性(面積)とフューセレージの長さが重要とのこと。

ジャイブ中、持続して飛べるウイングが重要で、小さなフロントウイング、短いフューセレージではいつまで経っても成功するのが難しいとのご意見。

1,080㎠だったら、いけるんじゃない?と。

道具も重要だが、浅野プロのフォイルジャイブを目の前で何回も見て、やはり技量だとつくづく感じた。


後半、クォーターで足を次の走り出しに備えたポジションに入れ替えてから、非常にスムースなセイル返し。

そこからグッとアンヒールしてアビーム、クローズへと展開している。

レベルがあまりにも違い過ぎるので何とも言い難いが、少しでも参考にさせて頂きたい。

番外編。
湖の沖で沈した時の、透き通った水の青さが綺麗だったので、ちょっと動画を。

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ウインドフォイル初心者の軌跡(テクニック編その10:後ろ足のポジション) [ウインドフォイル]

このゴールデンウィークは良く吹き、スラローム、フリーウェーブ、フォイルとそれぞれ乗れたコンディションが続いている。

そして、昨日はフォイルデー。
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10時半過ぎからセイルは5.0㎡で出艇したところ、下記の風速推移から丁度上がってきたところで、オーバーぎみになり一旦休憩。
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11時半くらいから少し風が落ちかけてきたところで再度出艇し、1時間ほどジャストで乗れていた。

で、ここのところ中々上達せずにテクニック編がアップされていなかったが、後ろ足のポジションについて、少し気づいた点を残しておこうと思う。

さてセイルの選択がジャストの時は、後ろ足にストラップを入れてコントロールしているが、このようなオーバーコンディションだと、どんどんカミに上っていってしまい、さらに耐えきれなくなる。

なので、特にブローへの対処も含め後ろ足をストラップから外して、踵のボードエッジまでの距離は変えずに前後方向はストラップの端に踵の横が付くくらいで、ボードをアンヒールするための荷重は変えないポジションに置いている。
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このようにオーバーな時だけでなく、ジャストでフォイリングしている時の後ろ足をストラップから外すメリットは、やはりブローに対して、風の強弱に柔軟に対応出来ることかと。

また自分のような初心者の技量として、飛び始めで後ろのフットストラップを探しながら足を入れようとする時、入れる前にイン側のレイルを押し込んでラフしてしまってそのまま撃沈ということが防げるというのも別の効果としてある。

一緒にしてはいけないかもしれないが、丁度、この穴山未生(ぱいん)さんのYoutubeの動画でのフリーライドの乗り方(5:49以降)がお手本かなと。
https://www.youtube.com/watch?v=askXcPXEpBM

そしてもう一つは、最近練習しているのがクォーターの飛び方。

クォーターに下りながら、ボードが高く飛び過ぎないようにストラップから抜いた後ろ足のポジション探しに走ることになる。

最初は上記ポジションから前後方向は変えずに、下記のようにつま先をボード中央方向に移動していく。
Ts25.jpg

そこから摺足でボードの前方向に移動していって、丁度安定した低空飛行が出来るポジションを探していく。

自分のイメージでは、このX-Y平面での1cm刻みで毎回探している感じで、結構この後ろ足のポジショニングが重要かと思っている。

これが正しいかは分からないが、あくまでも初心者の域での経験としてのコメントとして捉えて頂ければ幸いである。
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ウインドフォイル初心者の軌跡(道具編その14: 初心者向けフォイルの進化) [ウインドフォイル]

先日のSEVERNEとSTARBOARDの2021年モデルの試乗会にて、ちょっと乗ってみたらということで乗らさせて頂いたこのセット。
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フォイルはSEVERNEの初フォイルのRedWing、セイルは同じくSEVERNEのフォイル専用セイルのFOIL GLIDE 2の7.0㎡、ボードはSTARBOARDのFOIL FREERIDE150。

結論としては、初心者として初めて選ぶフォイルとしては、飛び易く、凄く安定感があり、且つ定価が¥14万台とカーボンに比べ安いと3拍子揃ったいいフォイルが出たものだという感想。

フロントウイングが1,400㎠と自分のAFSのもう一枚のフロントウイングF-1080の1,080㎠よりもさらに面積が大きく厚みも厚い。
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風速が丁度この7.0㎡に合った5〜6m/sくらいだったこともあって、少しのブローが来てパンピングすると直ぐに浮き上がり、1番の印象はスピードはそれほど出ない=怖くなく、安定して飛び続ける。
恐らくジャイブも安定して出来るかなと。

あとでウェブのカタログとFacebookの説明を見たところ、足をウイングで怪我しないようにとか、丁度いい長さ(90cm)のマスト、フューサレージ(90cm)、アセンブリのシンプル化など、最大公約数的な設計をしている。
https://www.severnesails.com/redwing/
https://www.facebook.com/4windsurf/videos/1141146952952979

2年半前のFanatic Flow H9とは雲泥の差で、最初からこんなに苦労をしなくて済みそう。
https://bandwidth.blog.ss-blog.jp/2018-11-03

これからフォイルを始める方に、微風でのフォイル用には、選択肢の1つになると思う。

あとはSEVERNEとして、どのようなウイングの種類の展開をしていくかが楽しみである。
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ウインドフォイル初心者の軌跡(道具編その13: AFSのウェビナーの英語版) [ウインドフォイル]

AFSのマーケティングのアントニンから先日のウェビナーの英語字幕を入れたYoutubeバージョンのURL
をメールにて送ってくれた。

https://www.youtube.com/watch?v=aIYL-kvEcrA&cc_load_policy=1&cc_lang_pref=en
字幕を英語にするには、設定のところで英語を選びます。


感想としては、今まで経験者からこうやったら良くなるという経験則に基づいて見本に見よう見まねで練習していたが、フォイルのリフトする原理が分かることにより、浮く、飛ぶためにはどうやったらいいかが少しだけ分かった気がする。

例えばリフトする(飛ぶ)ために具体的に意識してやることを簡単に言うと、
①一番大事な2乗で効く速度(初速)を得るためポンピングでスピードを稼ぎ、
②ウイングの角度を少し上げる=後ろ足で海面の下方向にシゴく動作も揚力を稼ぐと共に、この作用に寄与しているかも。
というところか?

って原理が分かっても、実際の動作に反映させることが難しい=面白いところでしょうか?

さて、以下にそのポイントとなるところを訳してみたので、凄くニッチな内容で拙い英訳ではあるが、興味のある方だけ、少し参考にして頂ければと思う。

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1。基本コンセプト
まずは基本コンセプトについて。どうやってフォイルが作用するか?

ウイング自体のリフトする力は、次の公式に基づく。
Af11.jpg
L:リフトの力
ρ: 水の密度
V;速度
S ref.:恐らくウイングの面積
Cl: ウイングの断面形状の係数

ウイング自体でリフトさせるには、
1)速度Vの2乗で依存するので、速ければ速いほどリフトする。
2)ウイングのアングル(アタックの角度)を水平から上向きにする
角度を付け過ぎるとオーバー圧力になり、また2つのリフトの力の差が生じる。

具体的にウインドフォイル としてリフトさせるには、次の3つの要因。
1)スピード
2)ウイングの表面積
3)ウイングの角度

そして全体の力関係は、
1)人間の下への重量
2)フロントウイングの上へのリフト
3)スタビライザーの下への力
をそれぞれバランスさせなばならず、それらは前後方向でオフセットされている。
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スタビライザーはこれらの力をバランスされており、もしスタビライザーがないと、ボードは落ちる方向に向かう。

例えとして、飛行機は可動部があるがフォイルにはないので、フォイラーが出来る律速な(制御出来る)要因は、体重とスピードの変位のみである。
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ウイングのアタックする角度が大きくなると(ボードが上向きになると)、アングル角度とスピードに対して比例してリフトしていく。だけど体重は変えられない。
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なので、最初のスピードが遅い時にはアタックの角度を付けてあげなければならない。
でスピードが速くなったら、アタック角度を付けない(ボードを水平にする)。

練習では、フットストラップの足がそのアタック角度を変えるのに役立ち、具体的には最初はボードのノーズを上げ、速度が上がったらノーズを下げる。

2。フォイルの設計
フォイルの設計において、テイクオフするスピードとウイングのサイズと抵抗を考慮する。

もう一つの重要な律速な要因は静的安定性、前後(縦方向)の安定性である。

それはライダーの位置、すなわちフロントウイングとスタビライザーの位置、ウイングの表面積、そして最後の要因はフューセレージの長さである。

その安定性があるフォイルを設計するために長いフューセレージと硬いスタビライザーが例えば必要。

でそれは飛行機と同じで最大の速度を得るためには、最小の抵抗とより小さい表面積のウイングとスタビライザーを求めるが、それをやると今度はテイクオフまでの時間が遅れてしまう(テイクオフし難い)。

他の設計要因としては、ウイングの形状、ウイングレット(ウイングの先端の小さい垂直翼部)、ウイングの位置がある。

で失速してきたら、ポンピングをするわけ。

このプレゼン資料を使った説明の後、質問への回答の中で、フューセレージ(胴体)について説明していたので、その訳を追記する。

3。フューセレージ
ウインドフォイルのフューセレージは長くなる傾向にある。

但しそれには長所と短所がある。

フューセレージはバランスの概念を考慮し、
その中でフロントウイングの位置が重要である。

スタビライザーを後ろに位置させると安定するが、あるスピード以上になるとよりパワフルになり、より難しくなる。

乗り手がCloser(この訳、意味が難しい)の場合は、長いフューセレージを選ぶ。

でAFSとしては特に低速での安定性を求め、この秋に94cmのフューセレージをリリースした。

これは極限を求めるのではなく、フロントウイングとスタビライザーの距離を少し離すことで長手前後方向の安定性を少しだけ増すことを目的とした。

それはレースを求めるのではなく、その快適性は結果として低速でのアップウインド、またブローが吹いた時も効率的に且つ確実に安定することをもたらす。

あと、フロントウイングとスタビライザーの角度を付けることで、ブローが吹いた時、スラロームの性能を上げ、スピードを上げることができる。

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最後にアントニンからのメールでのメッセージ。
We should release more and more videos this year with EN subtitles to well explain the strengths of our products =)
「我々の製品の強みを良く説明するために、今年は英語での字幕の付いたビデオをどんどんリリースすべきだ。」と語っていた。

それは初心者ウインドフォイラーとしては、ありがたいということに尽きる。

長く且つ拙い翻訳文章、最後までお付き合いありがとうございます。
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ウインドフォイル初心者の軌跡(道具編その12: AFSのフォイルデザインウェビナー) [ウインドフォイル]

明けましておめでとうございます。

正月2日目にして初ウインド、西風8m/s前後でセイルサイズ71、クロスオフ、どフラットの津久井浜へ。
最初はグローブしていたが寒くなく、ノーグローブで大丈夫な暖かさ。
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さて先月23日、自分の使っているフォイルメーカー、AFSのインスタにて、フォイルデザインに関するウェビナーがあると知り、ヨーロッパ時間午後5時から、イコール日本時間24日午前1時から開始。
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どうやって登録してウェビナーに入ったらいいか、主催者のアントニンにメールで尋ねたところ、下記のようにこのURLで入って下さいとのこと。
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但し、当日のウェビナーはフランス語のみだったが、雰囲気だけは分かるだろうと無謀にも参加してみた。

参加人数は、世界に発信しているのでもう少し多いかと思ったが、途中の段階で23名くらいと意外と少ない。

この方がプロダクトエンジニア兼マーケティングのアントニン。
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そして、R&Dエンジニアのマークが飛行機の翼のアスペクト比から説明し、
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フォイルの進行方向に対して角度を付けていったときの上昇力と抵抗の関係をシミュレーションで見せたりしていた。
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その中で、1つ分かり易かったのが、このフォイルのリフトさせる力と荷重のバランスの関係。
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で、その力を分解した図にて、流体力学の素人として気付かされたのは、フロントウイングは上にリフトする力を発生するのは理解できるが、リアウイングが下に押し下げる力にてバランスしているということだった。

あと、このイラストのウインドフォイラー、フランス人的なセンスでカッコいい。
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プレゼン資料はあれど、流石にフランス語での理解は難しく、2、3日後に英語の字幕付きで再放映されるということをメールにてアントニンが語っていたので、それを待って内容を理解してみたい。

フォイルの理論の部分の情報が薄い中、設計者がウェビナーを通して説明する機会を作るというのは、いい試みだと思う。
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ウインドフォイル初心者の軌跡(テクニック編その9:ワイプアウト) [ウインドフォイル]

先週の土曜午前、11m/sくらい吹いていてスラだと6.5〜7.0㎡、ということはフォイルで5.0㎡で出艇。
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第2ラウンド、かなりオーバーで出てところ、向こうからウインドがスタボーが近づいて来たので、こちらポート側として避けるために下に落とした瞬間。

この青いところ。
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ウイングが海面から剥離するギリギリの70cmくらいの高さから一気にボードのノーズが海面に落ち込んで刺さり、そこを支点としてハーネスを掛けたまま、巴投げのように海面に叩きつけられ、背中が「グギッと」。

このYoutubeの5秒目の感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=Gpuvx-_4XZY
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単なる巴投げで、その初速のまま飛ばされるのはいいが、ハーネスを掛けたままだと、走りながら柔道着の帯の中心を急に掴まれて腰の位置で保持された状態で体の移動速度がゼロになって、頭が向こうに持っていかれて背中が捻れる感じ。

この後、数分は背中が痛く海上で唸っていて、それからセイルアップも力が入らず、何とかビーチに戻って来れた。

片付けでセイルのダウンシートを引いて外そうとすると、背中に激痛が走り、ギブアップ状態でいつもご一緒している方々に手伝って頂いた次第である。

2日間は横になるのも寝返りも痛くて出来ず、週明け整形外科に行ってレントゲンを撮って一応骨に異常がないことを確認した。

背中の痛みは交通事故後特に追突された際によくある痛みの一つで、
原因としては、後ろから追突された際に首が前方に振られ、その時に首から背中(肋骨)に付着している筋肉が引き延ばされ損傷してしまうことだそう。

炎症を抑える薬をもらって飲んで、やっと6日目でその痛みが引いてきたが、まだ痛い。

フォイルで落ちる時にブームを持ち続けていれば、フォイルの鋭いエッジにぶつかることはないが、このハーネスに引っ掛けたままでの巴投げでの筋肉損傷は、唯一避けられない事象か?

今回の反省としては最適なセイルサイズの選択、相手が来た時の落ち着いた対処、ただこの状況を怖がることがフォイルを続けていく上でも最も良くないので、何とか凌げると思ってモチベーションをキープしていきたい。

でも結局は技量の未熟さと、いい歳なのに気を付けなさいということか。
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ウインドフォイル初心者の軌跡(道具編その11: Patrik foil ride 125 インプレッション) [ウインドフォイル]

今日も津久井浜にフォイル。
台風10号の影響で、うねりを伴ったビーチ際でのダンパーが結構育っていて、出艇、帰着するときは波の合間を見ながら気をつける。
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沖合いから撮ってみたが、沖に出るとうねりはそうでもない。


さて1ヶ月程乗り込んだPatrikのfoil ride 125のインプレッションを。

まず結論としては、フォイル自体をAFSに変えたときのような大きな感動はないが、やはり専用のボード、安定して飛ぶことが出来る。

具体的な最大のメリットは、あるレベルからボードを少しアンヒールさせてセイルを引き込み切ってスピードが出せるようになってきたと感じた時、このボードの幅と、足を添えるパッド部のフラットさが、スラロームのようにスピードを出すことが出来て、ボードを安定させてコントロール出来る点だろうか?
凄く表現が難しいが、イメージは下記ビデオのイメージをする時に、このボードが助けてくれる。


乗り込んでいる時に、少しづつ変えたのは、ジョイントの位置と前足のフットストラップの位置。

ジョイントは現在マストの後ろのネジから110cm。
Surfventのダメージが、ボードの破損を防いでいる。
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フットストラップの後ろは真ん中、前は穴1つ分だけ前に移動した。
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ボードのノーズが極端に直線的に落とされた形状。
飛んでしまえば全く問題ないが、風が弱く飛んでないときに小さな波でもちょっと前荷重しているとズブズブと海面に刺さるが、欠点という程ではない。
特に長さが202cmと短いことが、ワゴンの車に入れたときに助手席の背もたれを倒さなくても入るところがいい。
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あとはこのノーズから斜め45度に削られた部分は、先ほどのアンヒールしてボードが斜めに着水したときに上手く水を切っていく感覚か、そう思っているだけでまだよく分からない。

まだまだ技量が追いついていないので、当分微妙な調整をしながら乗り込んでいくこととする。
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