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ウインドフォイル初心者の軌跡(テクニック編) [ウインドフォイル]

フォイルを購入してから、津久井浜で昨日を含め5週連続でフォイル。
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ここまでの感想としては、サーファー艇で初めてウインドをした時の初心者としての成長感に似ている。

アップダウンを繰り返しながら、常に飛びすぎないように低く低くと心掛けながらコントロールして、沖への片道でもほぼ必ず沈をしてセイルアップするので、普段使っていない筋肉を使うのか、すごく疲れる。
ブルームの店長、小島さんに以前お聞きしたときは、慣れてくると今までのオーバーセイルで引き込んでいたスラロームに比べると格段楽で、1日やってても大丈夫とのことだった。

やっとハーネスに少し頼ることが出来るようになってきたが、最初はハーネス無しでというか、ハーネスに掛けているとコントロールする前に落ちてしまうので、ずっとノーハーネスなのもあってホントに疲れる。

その疲れの先に現時点である楽しみは、やはりその浮遊感と、波のチョップにボードが当たる音がなく、フォイルのマストの後方に巻き上がるピロピロという飛沫の静寂の中の音、そしてその操作の難易度を少しづつ克服していくところだろうか?

さて、感性の話ばかりになってしまったので、より具体的なテクニックの内容を振り返っておきたい。

風のコンディションとしては、最初の3日は周りのスラローマーが7㎡台で、セイルサイズは5.3㎡。
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今週の日曜と昨日はブローで6m/sくらいでデカセイル以外は走らない状態で7.1㎡。
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セイルサイズの選択は、スラロームのサイズのマイナス2㎡というが、大体合っているだろうか?
セイルサイズがそれだけ小さいということは取り回しが楽なことと、セイルアップが楽なこと。

初心者の基本としては、セイルアップをしてほしいと脇本さんがおっしゃっていたが、ある程度吹いていて5.3㎡のときは体を持ち上げるセイルエリアではないが、ウォータースタートはなんとか出来る。
でも7.1㎡の吹いていないときは無理で、必ずセイルアップ。

さて、最初1つ気をつけておかなければならないのは、ボードの下にデカイフォイルがあると分かっちゃいるけど、海面から落ちたときにフォイルのウイングで足の脛を怪我すること。
これは必ずといっていいほどやってしまうので、最初は絶対に脛まで隠れるシーガルかフルスーツを着用した方がいい。

さて、最初の飛ぶアクションは、そこそこ吹いている場合は何もしなくても勝手にボードが浮いてくるが、吹いていないときは、ブローを見計らってビデオのレクチャーでよく言っているパンピングを3回程やると浮いてくる。

このアクションでの際には、ほぼ前足のストラップに足を入れておくことが、その後すぐにコントロールのアクションに掛からなければならないため、重要と思われる。

そして、飛んでからのコントロール。
これが兎に角、最初難しい。
最もコントロールに重要だと思ったのは、視線を遠くに置いてバランスを取ること。
海面からの高さ故に最初どうしても手前の海面を見てしまいがちだったが、これが持続性の邪魔になっていた。

アップダウンのコントロールは、体重移動、セイルの開閉、フォアレイキ/アフタレイキがあるが、この3つの要素をそれぞれ意識しながらコントロールするのは最初難しい。

なので、最近気づいたのはセイルは閉じたままで、体重は上に登るが如くボードの前、バウ側に置くように意識しておいてから、若干の体重移動をそのコントロールに使うが、それだけだと上昇するのを抑えるのには間に合わないので、ブームをイメージ5〜10cmくらい前方に出す感じで、すかさずフォアレイキして飛び過ぎを下げるクイックなアクションが要求されるんだなということだった。

ハーネスは3回目にしてやっと掛けることが出来たが、まだ持続性がない。
ハーネスラインはスラロームのようにハイクアウトしてセイリングするのではないので、今のハーネスラインではちょっと長すぎるので、短いのに変えた方がいいと思っている。

そして5回目にしてやっと後ろ足のストラップに足を入れることが出来た。
最初は後ろ足のストラップに入れると、そのレイルを抑え過ぎてアンピールになり、そのまま手前に沈のケースが多かったが、少し前足との連携で何とかなるようになったが、やはり後ろ足はそのストラップのちょっと手前がコントロールしやすい。

Simmer StyleのインターナショナルチームライダーのBenがフォイルにトライしているが、まさにこんな感じ。
皆んなこんなものかと少しは安心するにはいいビデオ。


さて、ここまで思いついたことを雑然と書いてきたが、まだ乗り方のノウハウが確立されていないフォイルなので、これら内容よりいい方法はあるであろうが、あくまでも一個人の奮闘記として流して頂ければ幸いである。
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