新年初ウインド3連発、が最後に試練が・・・ [ウインド]
新年、幸先良く元旦、4日、本日と全日フリーウェーブ(FW)5.0㎡のコンディションで強風が吹いて最高のスタートだった。
がしかし、本日試練が待っていた。
今日の予報は午後から南西の風速11mで、安定して吹くと頭に刻んできた。
現場では11時半の段階でいきなり風が上がってきて剣崎15m、海での仲間の浜一さんが7.1㎡がオーバーになったということで4.7㎡にFWに変え、こちらも5.0㎡にFWにして13:00頃に出艇。
1往復目までは5.0ジャストからアンダー気味で走っていて1往復半したところでもう一人の仲間がジャイブしたのでこちらも合わせてジャイブ。
この後から風が本当にパタっと無風に。
この状況は下記の観音崎の風速結果を見ると13:25から急激に風速が落ちていることが分かる。
その時の軌跡を見てみると、岸から1km先のところで風が無くなって、ウネリが有って96Lのボードでウォータースタートもセイルアップも出来る状況ではない。
ここが軌跡で丁度L字に曲がって北に流されているところ。
先ほどの仲間も200mくらい先でセイルアップ奮闘中だったことと、さらにもう一人スラロームでカッ飛んでいた方が斜め前方100mで同じ厳しい状況だったので、完全に諦めて泳ぎモードを選択し自力で浜に帰ることを目指す。
浜から1km先だとかなり遠いな〜と感じ、心で落ち着け落ち着けと暗唱し、セイルをボードのテイルに載せてリグは解体せずにボードに片手を置いて、反対の腕と足を使って泳ぎ出した。
当然漕いでも漕いでも進まない。
ただ無闇に泳いで体力が消耗することは防がねばと温存することも考えながら泳ぐ。
心の支えはアップルウォッチでいざという時には連絡出来るから大丈夫だということと、今日は暖かかったので寒さでやられることはないということ、そして時間が13:00過ぎだったので日暮れまでにはまだ時間があるということだった。
恐らく500mくらい泳いで棒杭が見えてきたところで少し安心し、さらにティアーズの救助艇がシモの北の方に漂流している人からレスキューしているのが見えたのも安心の要素。
香村さんをはじめ、ティアーズの方々のレスキュー体制には本当に頭が下がる思いである。
頭の中にはこんな無風が続く訳はなく必ずやもう一度吹いてくるだろうと信じ、泳いで30分くらい経過したところだろうか、ウォータースタートが出来る希望の風が再び入ってきて自力で浜に到着した次第である。
毎度天気予報と風情報を見て、自分の技量とその日の体力を考えてセイルとボードを選んで、特に強風、前線通過する時は気を付けるようにしているが、今回のような予報で無風になるといった状況を予想出来なく、このような状況に陥ったのは初めての経験だった。
教訓としては色々あるが、一番は冷静になること、そしてそれを支える海仲間とのコミュニケーション(出艇での声掛けと仲間の状況を気にしていること、ライン/電話での連絡手段が海上で使えること)が大事だなと改めて痛感した出来事だった。
がしかし、本日試練が待っていた。
今日の予報は午後から南西の風速11mで、安定して吹くと頭に刻んできた。
現場では11時半の段階でいきなり風が上がってきて剣崎15m、海での仲間の浜一さんが7.1㎡がオーバーになったということで4.7㎡にFWに変え、こちらも5.0㎡にFWにして13:00頃に出艇。
1往復目までは5.0ジャストからアンダー気味で走っていて1往復半したところでもう一人の仲間がジャイブしたのでこちらも合わせてジャイブ。
この後から風が本当にパタっと無風に。
この状況は下記の観音崎の風速結果を見ると13:25から急激に風速が落ちていることが分かる。
その時の軌跡を見てみると、岸から1km先のところで風が無くなって、ウネリが有って96Lのボードでウォータースタートもセイルアップも出来る状況ではない。
ここが軌跡で丁度L字に曲がって北に流されているところ。
先ほどの仲間も200mくらい先でセイルアップ奮闘中だったことと、さらにもう一人スラロームでカッ飛んでいた方が斜め前方100mで同じ厳しい状況だったので、完全に諦めて泳ぎモードを選択し自力で浜に帰ることを目指す。
浜から1km先だとかなり遠いな〜と感じ、心で落ち着け落ち着けと暗唱し、セイルをボードのテイルに載せてリグは解体せずにボードに片手を置いて、反対の腕と足を使って泳ぎ出した。
当然漕いでも漕いでも進まない。
ただ無闇に泳いで体力が消耗することは防がねばと温存することも考えながら泳ぐ。
心の支えはアップルウォッチでいざという時には連絡出来るから大丈夫だということと、今日は暖かかったので寒さでやられることはないということ、そして時間が13:00過ぎだったので日暮れまでにはまだ時間があるということだった。
恐らく500mくらい泳いで棒杭が見えてきたところで少し安心し、さらにティアーズの救助艇がシモの北の方に漂流している人からレスキューしているのが見えたのも安心の要素。
香村さんをはじめ、ティアーズの方々のレスキュー体制には本当に頭が下がる思いである。
頭の中にはこんな無風が続く訳はなく必ずやもう一度吹いてくるだろうと信じ、泳いで30分くらい経過したところだろうか、ウォータースタートが出来る希望の風が再び入ってきて自力で浜に到着した次第である。
毎度天気予報と風情報を見て、自分の技量とその日の体力を考えてセイルとボードを選んで、特に強風、前線通過する時は気を付けるようにしているが、今回のような予報で無風になるといった状況を予想出来なく、このような状況に陥ったのは初めての経験だった。
教訓としては色々あるが、一番は冷静になること、そしてそれを支える海仲間とのコミュニケーション(出艇での声掛けと仲間の状況を気にしていること、ライン/電話での連絡手段が海上で使えること)が大事だなと改めて痛感した出来事だった。
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