沖縄復帰５０周年

数年ぶりの来沖。

今回の訪問でのトピックは、①沖縄復帰、②首里城、③軽石、④カフェ。

①沖縄復帰５０周年にて、今日午前沖縄県立博物館へ。

県立博物館では「復帰50年 沖縄復帰前展」が開催されており、戦後27年間にわたりアメリカ合衆国の施政権下にあった沖縄の、当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領が沖縄返還に合意し復帰するまでの険しい道のりを、知らなかった自分としては一部ではあろうが理解することが出来たことは有意義だった。
https://okimu.jp/exhibition/reversion/


②さらに雨ザーザーの中、首里城へ。
首里城は前回消失前に現存していた時に行った記憶と、今回の消失した現場の違いを目に焼き付けたかったので訪問したが、正殿など全部焼けて無くなっている様は、平成の復元で苦労された方々の虚しさたるや、想像を超えたものであったと一観光客としても思うほどの壮絶さだった。



③軽石漂着問題。

地元の方々の努力で、メインのビーチは除去されていたが、古宇利島のハートロックのビーチでは、まだ軽石が至る所に残っており、被害の爪痕がまだ残っていることに驚かされた。


④対照的なカフェとして、やんばる地方の「又吉コーヒー園」と星野リゾートの「バンダカフェ」。

又吉コーヒー園の「又吉ブレンド」は、飲み易く少しの柑橘系とスッキリとしたキレ、そして温度が下がるとフルーティーさが増すとご主人が仰った通りの本格派コーヒー。

https://www.matayoshicoffee.jp/eat.html

そしてバンダカフェのこれだけかと投資された建物。
ここは只々参りましたというスケールと場所の良さに驚かされた。
https://banta-cafe.com


ビーチ際のマッタリとした時間が過ごせる「てぃんかじテラス」。


基地、経済、渋滞、そしてコロナ感染（感染者増大の雰囲気はあまり感じられなかった）と様々な問題を抱える沖縄ではあるが、自分として出来ることは、少しでも過去と現状を理解することだろうか？