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中国EV市場の凄さ [車]

先週の上海にてユーザー目線での驚きは、既に自動車は携帯端末の如く販売され、モデルの変化、新規機能搭載の早さだった。

まずディーラーがショッピングモールのストリートに携帯ショップが如く幾つもの新興EVメーカーが軒を連れている。
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このショップに大体2〜3台の最新の車が展示されており、説明員が1人から2人ぐらいに抑えられていてオンラインショッピングに少し実車の感覚を掴めさせる程度。

こちらの人は、全てがそうではないが感覚として新しい車を3年で買い替えていくので、日本のように乗り心地がどう、品質がどうとかあまり気にしていない。

デザインは斬新、機能も最新、彼らとしては十分。

最もインパクトがあったのは、ガルウイングのHiphi Xだろうか?
一体のガルウイングと違い、ルーフトップとサイドドアが別に動くので、実際に乗る際、立ったまま乗り込めるのでカッコだけでなく利便性がいい。
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そしてNioのバッテリー交換ステーション。
初めて見たが、マンションの前にこんなステーションが備えられていて、まさにラジコンカーのバッテリーを交換するが如く、車の下からバッテリーの箱を交換することによって一々充電ケーブルで充電しないところが凄い。
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さらに街中を走っていると、3年前はCセグメント以上はドイツ車、日本車が半分以上を占めていたが、今回のイメージは反対に中国のEVが半分以上を占めていて完全に逆転している。

悲しいかな日本車が少ない。

そして恐るべしEVメーカートップのBYD。

この日もこのような自動運転のテスト試験をしているようなセンサー満載の車が公道を走っていたが、ハード面では半導体からバッテリーまであらゆるコンポーネントの自社開発製造能力、そして素晴らしいサプライヤーチャーンの構築、ソフトウェア開発まで末恐ろしい能力を持っている。
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そして今週の台湾にて、自動車向け半導体のファブレス、ファウンドリ企業の能力に驚かされたのだった。

次に続く。
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