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舞台 「出発」 新橋演舞場 楽屋にて [舞台]

石丸さんの舞台をどうしても観てみたいという思いから、ぎりぎり9:45着で10:00からの公演の当日券を求め新橋演舞場へ。
今日は津久井浜で風が吹いていて後ろ髪を惹かれたが、この舞台は今日が千秋楽なのでこちらに来ることに朝決断。

「出発」という故つかこうへい作品で、ジャニーズの戸塚祥太さんが主演。

来られている方々は、女性が9割以上。
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中川晃教のコンサート以来、また少ない野郎という立場で浮いている。

まず舞台で感じたのは、キャストの方々の歌が凄く上手いこと、そしてとにかくしゃべるエネルギーが凄い。
戸塚祥太さんは、声はもう枯れるくらいにシャウトして、全身全霊で演技する姿は観客側にも良く伝わる。
また結構早口で自分でも聞き取れないほどの早さで弾丸のようにしゃべる場面も。
会場は、段々とつかこうへいワールドに引き込まれていき、皆同時に笑いの渦。
やはりライブは、舞台側のアクションと観客側のリアクションが同時に感じられて凄い。

と、当日会場でお会いした石丸さんの関係者のお計らいで、舞台が終わってから石丸さんの楽屋に連れて行って頂くことに。

石丸さんとは、4月のウインドのレース、マスターズ以来の再会。

しばし舞台の感想を対談。
この作品、故・つかこうへいさんが78年、自らが演出を手掛けて以来、実に36年ぶりの上演となるとのことで、かなり現代風にアレンジされていること。
確かに細かいところでスマホやラインの話が出てきたり、熊田留吉こと佐藤蛾次郎さんが、芳本さんのファンだったとの半分本当のような話も。
石丸さん曰く、この物語はつかこうへいさんの作品を鑑賞していた時代の親、そしてその子供の世代両方に見て欲しい作品だとのこと。
確かに、こちらとしては自分がその父親の役回りで、舞台の中にのめり込む感じだった。
そして、歌が皆上手かったという話。
そりゃ、一人を除いて皆、CDを出しているくらいの腕前なので上手いんだと。
でも石丸さんも少しは歌っていましたねと言ったら、少し照れられていた。

そして、この新橋演舞場の話。
ここの新築開場は大正14年4月と歴史があり、歌舞伎、新派、新喜劇、新国劇、前進座を演舞場のカラーとして定着させていったとのこと(演舞場HPより)。
つまりかなり由緒高いところで、さらにこの1階の楽屋なぞは松竹のかなりのレベルの方々が来られるところとのこと。
でも松竹として今回のような新しいタイプの舞台を試行的に取り入れて新しい顧客層のビジネスをリサーチされているらしい。

最後にウインドはどうしていますと尋ねると、この舞台のため約2ヶ月ウインドが出来ていないとのことだった。

今週以降、思う存分ウインド三昧で満喫して下さい。
お疲れ様でした。
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