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激減したクラクション@中国 [中国]

出張にて中国、広州から入って、深セン、上海へ。

広州上空から、相変わらずダストの多い空気の層が伺える。
Ch05.jpg

ところで、かつて中国の道路では我先へ走ろうとクラクションの応酬だったが、この1年でほぼピタッとその音が止んだ。

至る所でこのようなメッセージがある。
Ch04.jpg

で、どうして一気に止んだかとこちらのエンジニアに聞くと、道路にカメラと指向性の高いサウンドセンサーが設置されていて、クラクションを鳴らすとそのセンサーがその車の方向を特定し、カメラの画像より車そのものを特定して、罰金50元を自動的に支払わせる仕組みになっているそうだ。

確かに交差点に行くと、このようなカメラが至る所に設置されている。
Ch01.jpg

で、以前までクラクションを鳴らしていたドライバーは、どうしていたかというと、そのアクションをパッシングの嵐で前の車を攻め立てる。

ただ、これ、前の車しか認識出来ないので、今までのように横入りしてくる車に対してガンガンとクラクションを鳴らしていた効果に比べて薄いので、恐らくそれらドライバーは凄くストレスだろう。

ちなみに高速での3車線、4車線での追い越し車線、走行車線では、お構いなしに右へ左へ遅い車を縫って我先に行く車は相変わらず多く、残念ながらそれら車は高性能のヨーロッパ系の車であることが多いのも事実だ。

日本の煽り運転の問題もさることながら、最新のテクノロジーで全てを監視されて締め付けられるよりも、ドライバーのモラルと自らの意識で、今後変わっていくことに期待したい。
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コメント 2

らちえん

こちらでははじめまして。
クラクションはドライバーの品格が如実が表れますよね。

>残念ながらそれら車は高性能のヨーロッパ系の車であることが多いのも事実だ。

それは日本でも同じで残念です。特にドイツ車にその傾向が強い感じがします。
by らちえん (2018-12-23 17:17) 

Jet lag

らちえんさん。
コメントありがとうございます。
以前経験した本当にクラクションが必要なシーンは、高速で並走していた車が、こちらに気づかずに車線変更してきたときくらいですかね。
by Jet lag (2018-12-23 21:19) 

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