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蘇った小料理屋「まんざら」@広島 胡町 [日本酒、居酒屋]

久々に広島へ。
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今回の目的は、一度お店を閉めた小料理屋、「まんざら」が復活してから初めての訪問することだった。
https://bandwidth.blog.so-net.ne.jp/2013-11-17
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女将とも久々の再会。
ショートカットで昔より若く見えるとストレートに刺すと、気の知れた相手にそれ以上に刺してくれる暖かいお言葉?は相変わらず健在で、本当に蘇ったと実感。
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店自体は以前より狭くなり8席くらいになったが、どこのお客様とも気の届く範囲で会話が出来、この方が良いかも。

そして、以前は時間制限なしだったが、1部、2部と入れ替え制にして、狭いながらも多くのお客様に来てもらおうというシステム。

今回は2部の20:30からのスタートで、約3時間コースだった。

カウンターには、以前と同じように、毎日作られるおばんざいが健在。
あの美味しかった玉子焼き、角煮、懐かしいそら豆が並んでいる。

まずはビールでお通しから。
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そして直ぐに日本酒モードへ。

ガラスの150mlくらいのグラスをもらい、次から次へと今日お勧めの日本酒の一合瓶をカウンターの右のお客様から左の端のお客様に自分で好みの量だけこのグラスに注いでいく。

全ての酒が呑めるように自分が呑めるキャパを考慮して、だいたいそのグラスの半分から2/3くらい注いでそれぞれ呑んでいく。

まずは奈良の三輪山の湧き水で作られた「みむろ杉」から。
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バランスのいいお酒で、華やかで若干のフルーティーさ、そして最後の渋い余韻がいい。

次に島根の「出雲富士 米水縁醸 白ラベル」。
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米のふくよかな味わい。

で、以前も呑んだ、ラベルが印象の岩手の「赤部」。
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外さない美味しさ。

この次に、自分の好みの宮城の「日高見」。
https://bandwidth.blog.so-net.ne.jp/2011-09-14
絶対期待通りと思って写真も撮らなかったが、これが意外とフルーティーさが薄くって、かなり渋い方向の味に杜氏さんが持っていったものだった。

この間のつまみで、実は一番シンプルで美味しかったのが、「くわい」。
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「芽が出る」という謂れから縁起の良い食べ物だと言われてお正月に食べるのだが、これが芽まで食べてその塩加減とホクホクと食べられる食感が凄く美味しく、日本酒にも合う。

で、京都、玉川の純米吟醸新酒「福袋」。
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米の旨味を感じさせながら、最後に渋い余韻が尾をひく。

裏のラベルには、いいこと書いてあるな〜としばし浸る。
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次に広島のお隣、山口岩国の「金雀」。
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これはかなりキレが良くって若干のフルーティーさ、で、ドバイで相当の値段で売られていたという代物とのこと。
好みが分かれるところか。

そして最後に佐賀の純米吟醸「東一」。
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だんだん自分の好みとは違う方向ではあるが、米の旨味とさらに渋さ。

今回7種類の女将のお勧めの日本酒を、美味しい自家製のおばんざい、つまみと共に、その場で隣の方と楽しい会話が自然と弾み、ここには書かないがお会計も凄くリーズナブルで、自分の思いでは日本一の小料理屋、「まんざら」を実感した一日だった。
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