小山薫堂さんの匠トークショー@天王洲 ART MARKET TENNOZ 2021 [イベント]
天王洲のCanal East Areaは、運河をバックに随分と洒落たエリア。
先週ここのB&C Hallにて、TVを拝見していて好感を抱いている放送作家、小山薫堂さんのトークショーが「TAKUMI BORDERLESS」というタイトルにてあったので、「生」薫堂さんを是非拝見したいことと共に、そのコメントを聞きにART MARKET TENNOZ 2021を訪問した。
https://artmarket.warehouseofart.org/?fbclid=IwAR0QIUK6D0wyI6qjH3CseQbgwyUiU7E3m0QvnDVGfx1as1G--do2gkr4aLI
この「TAKUMI BORDERLESS」とは、以下のこと。
「日本全国には、地域に根ざし、伝統の技巧を受け継ぎ、さらに進化させ続けているさまざまなものづくりの匠がいらっしゃって、そのジャンルは、陶器・ガラス・漆器・木工・金工・染・織物・竹細工等多岐に渡ります。
川又俊明氏、村上モリロー氏のプロデュースの下、己の研鑽したWAZAを駆使した「アート視点」と「プロダクト視点」の双方を同じ匠が展示することで、その領域をボーダレスに行き来する匠の作品を発信していきます。」
そのトークショーにて、このお3方が匠の作品をどう世の中に発信していくかで、それぞれの意見を交わす内容だった。
まずは薫堂さんのコメントをお聞きしていて、ご経験、人脈から様々な引き出しを持っておられて、アドリブでも成る程と思える回答をされていたのが印象的だった。
そのコメントは、
匠の製品は、使い手が人に見せびらかすのではなく、自分で手に触れる、使うもので自己満足するというカッコ良さ、それは神社でお参りをした時に気が変わるという表現。
またそれは物語が無くても、いいと思えるもの、それにさらに物語があるといいということ。
そして最も響いた言葉は、どれだけ「愛着」のあるものを作るかということだった。
この「愛着」という言葉は、「愛」を「着させる」ということで確かに響くものがある。
自分に当てはめてみると、匠の製品ではなく乗り物ばかりだが、10年以上乗っている或る車と、10年越しで乗り続けたFree Waveのボードと、Cannondaleのビンテージとなってしまった古いクロスバイクは、それぞれの歴史と拘りがあり、少なくともその愛着というものが湧いている。
使い手のセンスの劣化もあるとのコメントもあったが、匠が作った「愛着」の持てる製品を、そういう観点で今後見てみようという1つの機会になったことが、このトークショーの収穫だった。
先週ここのB&C Hallにて、TVを拝見していて好感を抱いている放送作家、小山薫堂さんのトークショーが「TAKUMI BORDERLESS」というタイトルにてあったので、「生」薫堂さんを是非拝見したいことと共に、そのコメントを聞きにART MARKET TENNOZ 2021を訪問した。
https://artmarket.warehouseofart.org/?fbclid=IwAR0QIUK6D0wyI6qjH3CseQbgwyUiU7E3m0QvnDVGfx1as1G--do2gkr4aLI
この「TAKUMI BORDERLESS」とは、以下のこと。
「日本全国には、地域に根ざし、伝統の技巧を受け継ぎ、さらに進化させ続けているさまざまなものづくりの匠がいらっしゃって、そのジャンルは、陶器・ガラス・漆器・木工・金工・染・織物・竹細工等多岐に渡ります。
川又俊明氏、村上モリロー氏のプロデュースの下、己の研鑽したWAZAを駆使した「アート視点」と「プロダクト視点」の双方を同じ匠が展示することで、その領域をボーダレスに行き来する匠の作品を発信していきます。」
そのトークショーにて、このお3方が匠の作品をどう世の中に発信していくかで、それぞれの意見を交わす内容だった。
まずは薫堂さんのコメントをお聞きしていて、ご経験、人脈から様々な引き出しを持っておられて、アドリブでも成る程と思える回答をされていたのが印象的だった。
そのコメントは、
匠の製品は、使い手が人に見せびらかすのではなく、自分で手に触れる、使うもので自己満足するというカッコ良さ、それは神社でお参りをした時に気が変わるという表現。
またそれは物語が無くても、いいと思えるもの、それにさらに物語があるといいということ。
そして最も響いた言葉は、どれだけ「愛着」のあるものを作るかということだった。
この「愛着」という言葉は、「愛」を「着させる」ということで確かに響くものがある。
自分に当てはめてみると、匠の製品ではなく乗り物ばかりだが、10年以上乗っている或る車と、10年越しで乗り続けたFree Waveのボードと、Cannondaleのビンテージとなってしまった古いクロスバイクは、それぞれの歴史と拘りがあり、少なくともその愛着というものが湧いている。
使い手のセンスの劣化もあるとのコメントもあったが、匠が作った「愛着」の持てる製品を、そういう観点で今後見てみようという1つの機会になったことが、このトークショーの収穫だった。
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