失敗に基づくDIY エアコンクリーニング [クリーニング]
しばらくエアコンもいらない爽やかな季節だったが、ついに冷房を入れる季節がやってきて、今季初めてスイッチを入れると、モワッとカビの匂いが。
2年前にDIYにて自分でクリーニングを実施してから、そろそろクリーニングする時期と判断し、再度挑戦。
前回の失敗、関門を通過し、効果的に安全にクリーニングする方法をメモしておく。
最近エアコンの誤った洗浄方法による火災などの事故が報告されているので、あくまでも自己責任ということで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d4db873e016a58c93473985fad845f478b5d258
まず第1の難関は本体カバーを外すところまで辿りつくことだった。
最初のプロセスとして、長いルーバーを両側の突起を外すために、ルーバーの真ん中を反らせて外すこと。
ちょっと割れそうで怖いがエイっといく。
ここから本体カバーを外すためのネジを探すのだが、Panasonicのエアコンは、素人が本体カバーを外さないようにと思える、ちょっと見どこにネジがあるか分からなくする小さなカバーを指で摘んで外すと2箇所のネジが見えてくる。
この2つを外して本体カバーの上側のエッジに手を突っ込んで手前に引くと、本体カバーが取れる。
次に電気系統の配線部、部品を防水するための処置。
前回はコンビニのシャカシャカ袋を被せて養生テープで留めたのだが、これも奥の方まで全部の部品を被せたかが判断出来ず苦労したが、今回はサランラップを使ってそれらの部分を被せていった。
透明なので、どこまで被せたかがよく分かるところがメリットで、上記の事故を未然に防ぐためにも慎重に対処した。
サランラップを被せたところ。
さて、次に用意しておくもの。
一番重要なのは、水で洗い流すときに周りを水浸しにしない洗浄カバー。
前回、大きなゴミ袋を切って養生テープで止めて対応したが、どうしても本体裏側や横から水が漏れ、ビショビショになった経験から、この洗浄カバーを購入した。
本体を裏側から囲える使い捨てシャワーキャップのようなこのゴムが凄く重要。
実際に付けるとこうなる。
もう一つは洗浄剤のスプレーで吹いた後の、水洗浄のための高圧洗浄機。
前回は車を洗浄するためのケルヒャーの高圧洗浄機を使ったが、ノズルで圧力をコントロールしてもあまりにも強すぎて熱交換器のアルミの薄いフィンを曲げてしまったし、さらに周囲に水が飛び散り過ぎる。
で、今回使ったのがケルヒャー 携帯洗浄機 「マルチクリーナー」。
https://bandwidth.blog.ss-blog.jp/2020-02-01
持ち運びの便利さと、程よい水の圧力にて洗浄後の特にファンの汚れ落としに効果を発した。
ここまでの用意が8割で、実際の洗浄は後の2割。
ここから洗浄工程に入る。
今回やはり最も大事だと思ったのは、洗浄剤で吹いた後の浮き上がった汚れを如何に大量の水で流しきるかだった。
市販の洗浄剤(無香タイプ)のスプレーをアルミのフィンと、シロッコファンを少しずつ回転させながら全面に吹いていく。
特に汚れているのがファン。
洗浄剤で吹いて10分以上放置してから、水洗浄工程に入る。
先ほどのマルチクリーナーでフィンから洗浄し、そしてファンへ。
今回、リビング、ダイニング、寝室とそれぞれの部屋のクリーニングを実施したが、最も汚れていたのがダイニング。
そのダイニングの水洗浄ではマルチクリーナーの容量、4リッター1回分でもまだまだファンからの黒い汚れが出てくる。
結局、もう一回、合わせて8リッター分の水を掛けてやっと洗浄済みの水が透明になってきた。
実際に下で受けていたバケツに溜まった汚水はこんなに真っ黒に汚れていた。
こんな汚れが付いた状態でエアコンを動作させると、それはカビ臭い匂いがするのは納得。
最終的に送風で2時間くらい空運転させて、内部を乾かして終了。
そして冷房を入れてみると、確かにカビの匂いは消えていた。
素人で完璧に汚れが取れる訳ではないところをどこまでやるか、業者に頼むのかはそれぞれの判断となるが、このレベルまでだったら、まあDIYでコストと労力を掛けて得られる結果はまずまずかと。
それよりも、エアコンメーカーさん、もう少しクリーニングしやすい、せめてシロッコファンが取り外せて洗える構造設計が出来ないものかと思うが、様々な技術的な、あるいはビジネス上の事情があるのだろう。
構造が簡単なので比較にはならないと思うが、今回入れたキッチンのレンジフードのファンは、凄く取り外しやすい構造になっていて進化を感じたのだが・・・
2年前にDIYにて自分でクリーニングを実施してから、そろそろクリーニングする時期と判断し、再度挑戦。
前回の失敗、関門を通過し、効果的に安全にクリーニングする方法をメモしておく。
最近エアコンの誤った洗浄方法による火災などの事故が報告されているので、あくまでも自己責任ということで。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d4db873e016a58c93473985fad845f478b5d258
まず第1の難関は本体カバーを外すところまで辿りつくことだった。
最初のプロセスとして、長いルーバーを両側の突起を外すために、ルーバーの真ん中を反らせて外すこと。
ちょっと割れそうで怖いがエイっといく。
ここから本体カバーを外すためのネジを探すのだが、Panasonicのエアコンは、素人が本体カバーを外さないようにと思える、ちょっと見どこにネジがあるか分からなくする小さなカバーを指で摘んで外すと2箇所のネジが見えてくる。
この2つを外して本体カバーの上側のエッジに手を突っ込んで手前に引くと、本体カバーが取れる。
次に電気系統の配線部、部品を防水するための処置。
前回はコンビニのシャカシャカ袋を被せて養生テープで留めたのだが、これも奥の方まで全部の部品を被せたかが判断出来ず苦労したが、今回はサランラップを使ってそれらの部分を被せていった。
透明なので、どこまで被せたかがよく分かるところがメリットで、上記の事故を未然に防ぐためにも慎重に対処した。
サランラップを被せたところ。
さて、次に用意しておくもの。
一番重要なのは、水で洗い流すときに周りを水浸しにしない洗浄カバー。
前回、大きなゴミ袋を切って養生テープで止めて対応したが、どうしても本体裏側や横から水が漏れ、ビショビショになった経験から、この洗浄カバーを購入した。
本体を裏側から囲える使い捨てシャワーキャップのようなこのゴムが凄く重要。
実際に付けるとこうなる。
もう一つは洗浄剤のスプレーで吹いた後の、水洗浄のための高圧洗浄機。
前回は車を洗浄するためのケルヒャーの高圧洗浄機を使ったが、ノズルで圧力をコントロールしてもあまりにも強すぎて熱交換器のアルミの薄いフィンを曲げてしまったし、さらに周囲に水が飛び散り過ぎる。
で、今回使ったのがケルヒャー 携帯洗浄機 「マルチクリーナー」。
https://bandwidth.blog.ss-blog.jp/2020-02-01
持ち運びの便利さと、程よい水の圧力にて洗浄後の特にファンの汚れ落としに効果を発した。
ここまでの用意が8割で、実際の洗浄は後の2割。
ここから洗浄工程に入る。
今回やはり最も大事だと思ったのは、洗浄剤で吹いた後の浮き上がった汚れを如何に大量の水で流しきるかだった。
市販の洗浄剤(無香タイプ)のスプレーをアルミのフィンと、シロッコファンを少しずつ回転させながら全面に吹いていく。
特に汚れているのがファン。
洗浄剤で吹いて10分以上放置してから、水洗浄工程に入る。
先ほどのマルチクリーナーでフィンから洗浄し、そしてファンへ。
今回、リビング、ダイニング、寝室とそれぞれの部屋のクリーニングを実施したが、最も汚れていたのがダイニング。
そのダイニングの水洗浄ではマルチクリーナーの容量、4リッター1回分でもまだまだファンからの黒い汚れが出てくる。
結局、もう一回、合わせて8リッター分の水を掛けてやっと洗浄済みの水が透明になってきた。
実際に下で受けていたバケツに溜まった汚水はこんなに真っ黒に汚れていた。
こんな汚れが付いた状態でエアコンを動作させると、それはカビ臭い匂いがするのは納得。
最終的に送風で2時間くらい空運転させて、内部を乾かして終了。
そして冷房を入れてみると、確かにカビの匂いは消えていた。
素人で完璧に汚れが取れる訳ではないところをどこまでやるか、業者に頼むのかはそれぞれの判断となるが、このレベルまでだったら、まあDIYでコストと労力を掛けて得られる結果はまずまずかと。
それよりも、エアコンメーカーさん、もう少しクリーニングしやすい、せめてシロッコファンが取り外せて洗える構造設計が出来ないものかと思うが、様々な技術的な、あるいはビジネス上の事情があるのだろう。
構造が簡単なので比較にはならないと思うが、今回入れたキッチンのレンジフードのファンは、凄く取り外しやすい構造になっていて進化を感じたのだが・・・
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