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横断歩道でほとんどの車が停止しない現状と将来 [ジョギング]

ジョギングしていて、交通量のある片側1車線の道路で、信号の無い横断歩道を渡るところがある。

結論としては、なかなか車は止まってくれない。

JAFの調査の結果、県によって大きく異なるというのも興味深かったが、やはりこのような低い結果だった。
Si02.jpg

逆に自分が車を運転している立場として、大別すると以下の3つか?
1)歩行者が認識できなかった。
2)歩行者が渡ろうとしているのを認識していたが、直前で気づいたので止まらず通り過ぎた。
3)認識していたにも関わらず、無視して通り過ぎた。

3)は言語道断だが、2)のケースはよくあり、「あっ、申し訳ない。」と思えど、時既に遅し。

一方、ジョギングで歩行者の立場になった時、1)、2)のケースで、こちらの意思を車のスピードを考慮して、相手に伝える手段が重要かと。

原始的な方法としては、大人として少し恥ずかしながらも?ピッと手を挙げると、気づいてくれた時は若干止まってくれる率は上がる。

愛知県大府市では、歩行者が押しボタンを押すとLED灯が点滅し、ドライバーに横断する意思を強く示すことで、横断歩道手前での一時停止を促すことが出来るというものを設置しているところは素晴らしい。
Si01.jpg

さて将来、相手に伝える、同時に相手が認識する技術の可能性の1つとしてあるのはV2X。

Vehicle-to-Everythingの略で、車と様々な対象物との無線通信技術で、車と歩行者間はV2P(Vehicle-to-Pedestrian)とされる。

対象となる歩行者はスマホをほぼ有しているとして、特にセルラーV2Xは遠距離のセルラーネットワークを利用する方式にも使えるメリットもあり、2024年以降の車両に搭載され、ランナーの安全性にも対応出来ること期待したい。

でも基本は取り締まることでも技術に頼ることでもなく、モラルだと思うが・・・
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らしゅえいむ

以前TVショーでも取り上げられていましたが
地域差が大きいようですね
ただ 車を運転する側からすれば
一番こわいのが「サンキュー事故」です
信号機のない横断歩道で
横断する歩行者のために停車したにもかかわらず
後続の車両が自車を追い越して歩行者を跳ねるという事故です
たまたま直近の自分のブログでも載せましたが
・自動車(くるま)がやっている映像と
・自転車(チャリ)がやっている映像があります
(幸い両方とも怪我人は出ませんでした)
自分が運転するのは殆どが都内なので
後続車両がいないことが少なく
この事故を避けるために停まることはあまりありません
自分が原因で歩行者が被害にあうところを目前で見たくないからです
ただし 郊外や地方で後続車がいないことが確認できるときは手前から速度を落として停まって どうぞと手で合図するようにしています
逆に
自分が歩行者の場合は
車が連続してくるのが見えているときは
横断歩道を背にして渡らないかのように 立っています
渡るかのように立っていると たまに停まってくれる親切な方がいますが その後続車が停まる というふうには思えないので お手間を取らせないように このおやじは渡らないな と確信されるように 振舞っています

by らしゅえいむ (2021-03-20 17:23) 

Jetlag

らしゅえいむさん。
現実に即した詳細な説明ありがとうございます。
確かに地域差、またその横断歩道がある環境差(道路の交通量、スピード、周りの状況等)があるので、その判断はドライバーも歩行者も難しいですね。
今回の自分の場合は、普段ドライバーの立場だった者が、逆の立場の歩行者側になった時、こういう風に感じているのだと気付かされたことから、コメントしてみました。
by Jetlag (2021-03-20 21:18) 

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