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パンチの効いたラーメン 麺処GROWTH(グロース) [ラーメン]

久々にパンチの効いたラーメンを堪能した。

元ボクサーの作る池袋、立教大学のそばのラーメン、「麺処GROWTH」だ。
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食券を買って狭い店内に入るや、ラップの音楽とNikeのキャップを被った強面のご主人がいらっしゃる。

人伝えにて聞いてきていたので、迷わずつけ麺をオーダー。

麺をステンレス製のてぼに入れてかき回し、菜箸と共に麺を茹でていく。
時間が掛かるなあとゆっくりと待っているとお隣さんの麺が出てきて凄い太いことが分かる。

その間、黙々と仕込みや丼を洗う作業をこなしている。

特に気になったのがその丼の洗い方。

凄く丁寧に洗剤で洗ったあと、すすぎに掛かるのだが、最初の丼を洗ったのち、その丼に最後に残ったすすぎ湯を次の丼にパスして、次のすすぎ工程に入っていく。

その丁寧さと、水を大事にするという基本的な姿勢に食べる前から期待していた。

麺はかなりの時間を要して茹でたあと、水で洗って絞める。
スープとその具のトッピングの手さばきを見ていると、適当に入れるのではなくて、丁寧にしっかりと入れており、その心が伝わる。

そして出てきたその太麺とスープ。
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鶏ガラと魚介類をブレンドした濃厚な豚骨系だそうだが、確かにこってりしていて麺にも絡み、太麺を啜るというよりも、本当に噛み締めながら食べていくのがいい。

博多ラーメンのように、細麺で茹でる時間を短くして回転を速く、サービスを良くし、消化も早いというのも良し、でもこの麺、本当に生のうどんを茹でているかのごとく時間が掛かるため、ビジネスでいうと回転が遅くなるので大変だと思うが、この拘りが素晴らしい。

最後に、ご主人に「丁寧ないい仕事をしていて、美味しかった。」と率直な意見を述べさせて頂き、その強面から一変して、凄く笑顔で「ありがとうございます」とおっっしゃられていたのが記憶に刻まれた。

ボクシングをやっておられた本気度と、丁寧さと、その旨さで、パンチが効いた、さらに腹持ちのいい素晴らしいラーメンだった。

一言だけ、これはつけ麺に共通することだが、つけ麺のスープが少なくて、麺が水で絞めて表面が冷たくさらに太麺のために、さっさと食べないとスープがどんどん冷たくなっていく。
これは何とかならないものか?
麺を水で絞めないアツアツというのもあるそうだが、これは水で絞めてある麺の方が美味しいと思う。

P.S.: ご主人、すみません、強面ってことはないですので、訂正させて頂きます。
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